アイコン 政治の公平性含む放送法4条撤廃に日テレの大久保社長「容認できない」

 

 

26日、日本テレビの大久保好男社長は定例会見で、安倍政権が検討する放送制度改革について否定的な立場をとった。

政府は、放送局の政治的公平などを定めた放送法の規制、いわゆる放送法4条を撤廃し、インターネット通信の規制と一本化する方針を示している。

大久保社長は、民法がないがしろにされていると懸念しているが、アメリカや欧州各国ではほとんどが電波利権を許さず、放送電波は入札制となっており自由化されている。

 

一番議論されている「政治的に公平であること」は、民主党政権誕生のころから公平ではないのは誰がみても明らかだ。

すでに形骸化されているも同然ならば、撤廃して誰が困るというのだろうか。

困るというならそれは公平だという「嘘」をつき続けたいからではないだろうか。

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よその畑の規制緩和には口やかましいが、己の畑は別ものだというなら厚かましいことこの上ない。

民放らは、何故、そんなわがままが通ると思うのか。

それに、電波利権の自由化は世界標準となってきているのだから、いくら抵抗したとしても、この流れは止めることはでいない。

それならば堂々と、ネットと戦い、自分らの蓄積された力を見せつければいいのではないだろうか。

 

しかし、いつもならしゃしゃり出てくるソフトバンク社長が静かなのが気になるが、やはり携帯電話のCM広告の所為だろうか。

ネットテレビを見る猫
ぱくたそ

放送法第4条とは 
(国内放送等の放送番組の編集等)
第四条  放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一  公安及び善良な風俗を害しないこと。
二  政治的に公平であること。
三  報道は事実をまげないですること。
四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
2  放送事業者は、テレビジョン放送による国内放送等の放送番組の編集に当たつては、静止し、又は移動する事物の瞬間的影像を視覚障害者に対して説明するための音声その他の音響を聴くことができる放送番組及び音声その他の音響を聴覚障害者に対して説明するための文字又は図形を見ることができる放送番組をできる限り多く設けるようにしなければならない。
 - dskwiki - 電気通信振興会

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[ 2018年3月29日 ]

 

 

 

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