アイコン 追報:(株)エム・テック/再生廃止・破産移行へ 債権者一覧 冨士工が支援せず

 

 

10月1日負債額約253億円を抱え民事再生申請した(株)エム・テック(埼玉県さいたま市浦和区高砂3-7-2、代表:向山照愛)は10月22日、東京地方裁判所において、民事再生手続きの廃止決定を受け、保全命令が下りた。保全管理人には、北秀昭弁護士(保全管理人室03-6264-4793)が選任されている。今後は破産手続きに移行する。

(株)エム・テックは昭和63年10月設立のPC橋梁、土木、建築、解体工事などを手がけるゼネコン。平成29年7月期の売上高は約244億円を計上していた。しかし、平成29年12月に負債額約151億円を抱え経営破たんした建機・重機販売会社の(株)PROEARTHに10億円の焦げ付きが発生するなどして信用不安に陥る中、海上保安庁から、工事期間を超過し無届け出工事を継続していたとして港則法違反で検察に告発され、検察が起訴した。起訴を受け、多くの官公庁などが指名停止し、高速道などの受注ができなくなり、一気に経営不安が高まり、民事再生を申請していた。

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10月4日の債権者説明会では、スポンサー候補に冨士工が就任すると説明されていた。しかも10億円の貸付金もあったことから、スポンサー候補として民事再生が進むと見られていた。

しかし、富士工が支援を断ったことから、独自に民事再生は不可能と判断し、破産に移行したものと見られる。民事再生は現経営陣と代理人弁護士らで民事再生計画を練り、監督員の弁護士に認可をもらいながら進めることから、現経営陣らが再建を断念したものと見られる。

また、冨士工にしても、破たん前に10億円貸し付けており、関係前から深い関係にあったと見られる。エム・テックには高速道の高架橋のPC実績は豊富にあり、生産体制も含めて冨士工には支援する妙味があったと見られる。
しかし、実際のデューデリのエム・テックの資産に毀損が著しく、支援を断念したものと見られる。
考えられることはエム・テックの粉飾規模、PROEARTHなどへの隠れ負債などが考えられる。
冨士工は破産管財人と交渉し、今後、エム・テックの特許購入、営業・現場管理部隊や生産部隊などを引き継ぐ可能性はある。

 

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[ 2018年10月22日 ]

 

 

 

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