アイコン 韓国化粧品SKINFOOD(スキンフード)/法定管理申請

 

 

韓国の加盟店400店をもつロードショップコスメブランドSKINFOOD(スキンフード)が10月8日、日本の会社更生法に当たる法定管理の手続きを申請した。

スキンフードは「過度な債務で流動性の確保が難しく、経営の正常化のために法定管理の手続きを申請した」と明らかにした。

スキンフードは海外事業権を売却してコストを減らし、正常化を図るという計画。

韓国の化粧品販売店のロードショップは、加盟店により一つのブランドを取り扱い成長してきた。2010年以降、韓流ドラマに洗脳された中国人観光客がどっと押し寄せ、韓国製化粧品を片っ端から爆買いしてきた。

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しかし、2016年秋から始まる中国のTHAAD制裁により、中国人ツアー観光客がいなくなり、それまで韓国化粧品市場の30~40%を中国人たちが買い占めていたことから、日の出の勢いだった韓国化粧品業界は大打撃を受けている。

ロードショップは、その間、強力な競争相手に成長した化粧品販売も行うドラッグストアのOLIVE YOUNG(オリーブヤング)や「ヘルス&ビューティー(H&B)」が急成長、中国人観光客の大幅減少により、化けの皮がはがされ、窮地に追い込まれている。

韓国最大の化粧品会社のアモーレ・パシフィックは系列のロードショップでも他社ブランドも導入する動きに転じている。LG生活もアモーレと同じ動きとなっている。

アモーレ・パシフィックは、中国への輸出が、制裁の一環で成分規制強化がなされ、また不買にもさらされ、売上高を急減させている。

ただ、韓国の免税店は、中国での販売価格差で一儲けする買い付け専門のおばさんたちが買いあさり、昨年は過去最高の売上高を計上していた。

なお、中国では、海外からの帰国者に対する入管の取締りが強化されている。

中国の法では、総額5000元(約8万3200円)以上の物品がある場合、申告をしなければならないと定めている。申告しない場合、罰金刑がその場で課せられ、申告しても関税がかけられる。

そうしたことから、10日、欧米市場でルイ・ヴィトンのLVMH株が暴落している。

中国は、韓国への個人旅行客は規制しておらず、そうした個人観光客や、爆買い専門のおばさんたちも影響を受けることになる。

最近、中国は韓国に対して制裁を緩め、山東省、北京から上海・重慶など韓国行きツアー客が認可され増加している。しかし、チャーター便でのツアー客はまだ禁止され、本格的な中国人観光客の回復には程遠い。

こうした中国入管の動きも、韓国の化粧品業界は一喜一憂することになる。

アモーレパシフィックグループは、2017年(昨年)上半期の業績は、売上高は前年同期比▲5.3%減の2兆7,740億ウォン、営業利益は▲27.7%減の4,183億ウォンとなっていた。アモーレはかつて、2020年の売上高予想を1.6兆円に設定していた。

1ウォンは約0.1円。

 

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[ 2018年10月11日 ]

 

 

 

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