アイコン 長崎新幹線 未着工の新駅4ヶ所今年中に着工へ 政府、可能な限り前倒し

平成34年度(2022年)に開業が予定され、可能な限り前倒しを目指すことになっている九州新幹線の長崎ルート(長崎新幹線)は、今年、武雄市の武雄温泉駅など、未着工の4つの駅すべてで、工事が始まる見通しとなった。
長崎新幹線は、博多から新鳥栖、佐賀、武雄温泉を経由して長崎までの143キロを新幹線と在来線を利用して結ぶもので、7年後の平成34年度をメドに開業が予定され、政府・与党のワーキンググループは、1月13日、可能な限り開業時期の前倒しを目指すことを決定している。

このうち、新幹線の規格で建設される武雄温泉から長崎までの66キロの区間では、これまでにトンネルや高架橋など、全体の75%にあたる49キロの区間で着工し、新たに建設される5つの駅の中では初めて、昨年、嬉野市の新駅の工事も始まった。今年は、武雄市の武雄温泉駅や長崎駅、諫早駅など、未着工の4つの駅すべてで、工事が始まる見通しだという。

ただ、新幹線と在来線が混在する長崎ルートの新鳥栖~武雄温泉間で、どちらも運転できるように車輪の幅を変えられる、新型車両の「フリーゲージトレイン」をめぐっては、性能や安全性を確認する試験車両の走行試験で、台車の一部に傷が見つかり、原因を調べるため、去年11月から試験が中断されている。

鉄道・運輸機構は、「できるだけ早く原因を突き止めて対策を施し、試験を再開したい」としているという。

<長崎新幹線来年度予算>
政府与党は1月13日、2015年度の長崎新幹線について、平成34年度(2022年度)をめどに開業が予定され、可能な限り前倒しを目指すことになっている九州新幹線の長崎ルート(総事業費2600億円)の武雄温泉と長崎の間には、2014度より80億円多い390億円を配分することで一致したと報道されている。

長崎新幹線

[ 2015年1月28日 ]
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