アイコン 北朝鮮 言いたか放題  警告無視・無慈悲な報復示唆

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北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、米韓両軍が前日21日に開始した合同軍事演習に関する朝鮮人民軍の談話を発表し、「われわれの警告を無視して危険な軍事挑発をしかけた以上、無慈悲な報復と容赦ない懲罰を免れない」と主張した。

「報復」の具体的な内容には触れなかった。朝鮮人民軍板門店代表部の報道官の談話として伝えた。

北朝鮮の核・ミサイル施設を先制攻撃する内容の「作戦計画5015」が、演習に盛り込まれたことを「看過できない」と非難。
「防御的な演習といいながら、われわれの最高首脳部を狙った『斬首作戦』を強行している」と強調した。
その上で演習にあわせてハリス太平洋軍司令官やハイテン戦略軍司令官ら米軍幹部が訪韓したことを問題視し、「いつでも懲罰の砲火を撃てるよう引き金に指をかけて敵を注視していることを忘れてはならない」と米国を威嚇した。

「作戦計画5015」は、
1、北朝鮮軍の局地地挑発攻撃
2、北朝鮮軍による戦争拡大の兆候の確認
3、核・ミサイル基地など主要目標先制打撃
4、米軍の増援戦力の展開
5、韓米連合軍の全面的な反撃

これまでの「5027計画」から、新「5015計画」では、「核・ミサイルなどの主要目標先制打撃」が第3段階として追加された。

「キルチェーン」は、韓国軍が17兆ウォン(約1兆6781億円)を投じて構築する防衛攻撃計画、北朝鮮からの挑発の兆候がある際、先制攻撃して核ミサイルを30分以内に除去し、発射された少数のミサイルは韓国型ミサイル防衛(KMD)を通じて迎撃するもの。核・ミサイル基地だけではなく、北朝鮮の主要施設全部が対象。

米軍は、「斬首作戦」として、無人偵察機+無人攻撃機+特殊作戦部隊+北朝鮮国内の協力者などを 駆使して、金正恩の殺害を図るという計画を立案している。

<北朝鮮軍による最近の韓国への挑発>
2010年3月、北朝鮮魚雷による天安撃沈事件
(1000トン級哨戒艦、対艦ミサイル搭載、)
2010年11月、北朝鮮による延坪島砲撃事件、
(国連による黄海上の境界線を北朝鮮は認めていない)
2015年8月、韓国の北朝鮮向け放送の野外スピーカー(約30ヶ所に設置)に対する北朝鮮の砲撃事件
(北朝鮮の数発の砲撃に対して、南朝鮮軍は数十発の砲撃で反撃)

<核施設とミサイル基地>(移動式ミサイル多数保持)
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<北朝鮮の空軍基地>
旧ソ連製戦闘機や改良型を保有している。ミグ29型が最新式、かなり古い戦闘機が多い。
脅威にはならないが、850機前後と数が多いだけに自爆・特攻形式で飛行すればソウルのような大都市では脅威となる。
空軍勢力は11万人。

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[ 2017年8月22日 ]

 

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