フェラーリ「ポルトフィーノ」発表、決算では営業利益率22.6%、平均価格5,330万円
伊フェラーリが19日、新型スポーツカー「ポルトフィーノ」を日本で公開した。高額消費が盛り上がる日本だけでなく、世界中で販売好調なフェラーリ。ポルトフィーノの価格は2,530万円~。
1億円超の限定車もあるフェラーリだが、日本でも絶好調、自販連によるとつぎのとおり。
フェラーリ販売台数推移
|
||
by自販連
|
前年比
|
|
2017年
|
775
|
14.3%
|
2016年
|
678
|
-5.8%
|
2015年
|
720
|
28.3%
|
2014年
|
561
|
3.1%
|
2013年
|
544
|
|
その人気は世界中に広がっている。
スポンサード リンク
2月発表の2017年12月期決算は、売上高が前期比10%増の34億1,700万ユーロ(約4,500億円)、調整後の営業利益は23%増の7億7,500万ユーロで営業利益率は22.6%だった。
富裕層の絶大な支持を得て、この数字をわずか8,398台で稼ぎ出している。1台あたりの平均価格は5,330万円。
営業利益を販売台数で割った1台当たり利益は日本円換算で1,200万円強と、今期予想ベースで約21万円のトヨタの50倍を超す。
2018年には史上初めて9千台超を販売する計画。
これも売れるから作るのでなく、価値を損ねないようバランスをとった数字だという。
同社株は、「RACE」のコードで米株式市場に上場した2015年以降、ほぼ右肩上がりの上昇を続け、2016年末から直近までに2.2倍の上昇率となっている。これは独VWなどの大手はもちろん、成長株の米テスラ(57%)もはるかにしのぐ。
時価総額は日本円換算で2兆6千億円に達し、スズキやSUBARUとほぼ同規模。
スポンサード リンク
[ 2018年2月20日 ]