沖縄のこの先を大雑把にみるならば・1
4年前の沖縄知事選で敗れた前の沖縄県知事・仲井真弘多氏が選挙から約一年後にNHKプライムニュースに出演した時に全国の国民に向かって言った「沖縄を嫌いにならないで下さい」。と言ったあの一言が今でも忘れられない。
デニー氏が当選した今、「沖縄を嫌いにならないで下さい」。と言った仲井真弘多氏の言葉を肝に銘じて、これからの4年間、沖縄を直視していきたい。
裏上間アキヒコさんのフェイスブックの投稿を紹介します。
(上間裏 アキヒコ)
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【 沖縄のこの先を大雑把にみるならば・1 】
某国からの思考操作としては、このタイミングでヒステリックに「沖縄を切り捨てろ」を叫ぶ奴が
大量に発生するでしょうね。
もちろん保守に偽装した煽り屋。
そういうのがたくさん現れるだろうね。
これを「離間の計」といいます。
内輪もめさせて相手の力を弱める。
もしも私が某国工作員なら、そこに全力集中しますよ。
というのは、米国との経済戦争に勝ち目なく、もはや、それくらいしか、工作のやりようがないから。
沖縄は政府と徹底敵対したら、経済的に行き詰まるのが見えています。
自力でまかなえるのは県財政の1/3。
2/3が本土からのおカネなんですよ。
そしてデニーについては、翁長があらゆるカードを切り尽くし、最高裁でも負けてどうにもならない、そこからすべての責任者を引き継ぐわけです。
翁長以上の悲惨が目に見えていますよ。
ある意味では韓国に似ていますね。
勝手に県民感情を煽って政府と敵対させ、そのコントロールが効かなくなる。
同じパターンになっているわけです。
そして根本的に日本国は、沖縄を手放すなんてこと論外中の論外です。
外国なら切り捨ててオシマイですけど、沖縄は日本国の一部です。
何かあるたびに切り捨てていったら、そのうち日本国は東京だけになりますよ。
だからそういう発想は最初からしない。
感情的な切り捨て論になんか走らない。
ではどうなるか?がとても重要。
沖縄が当てにならないならば、沖縄抜きの本土防衛を考えなくてはならない。
これこそ日本政府の至上命題ですからね。
フィリピンの米軍基地復活にあわせ、沖縄の米軍基地の台湾への移設。
本土の在日米軍と自衛隊。
このトライアングルで、基地のない沖縄を、エアカバーする方向に進まざるを得ない。
これは政府としてはやりたくなかった方向。
なぜならエアカバーは万全ではなく、紛争時に沖縄が戦場になる可能性があるから。
基地があればそこからの出撃となり、戦場はその先の別の場所になる。
具体的には沖縄に基地があれば、戦場は東シナ海になる。
紛争時の決戦は海戦になるわけです。
しかしそこに無防備の島嶼があれば、地上戦になってしまう可能性が出てくる。
某国は陸戦の方が得意なのでね。
無防備な場所を残すと、そこが人質になる。
日本政府としてはこれが嫌なのですよ。
それは二度とごめんだ、と考えていた。
だから米国にも沖縄にも莫大なカネを投入し、沖縄の米軍基地を維持してきたわけです。