アイコン 日産 韓国撤退検討 正解だろう 韓国での販売台数推移

 

 

英紙フィナンシャル・タイムズは6日、日産が韓国からの撤退を検討していると報じた。日韓両国の外交・貿易関係の悪化のあおりで販売が急減しているためという。
韓国輸入自動車協会が4日発表した8月の日本車の新規登録台数は、日本製品の不買運動の影響などで前年同月比▲56.9%減の1398台となった。
とりわけ日産は▲87.4%減の58台と大きく落ち込んだ(報道ではインフィニティが入っていない)。
同紙によると、日産は世界的な事業再編の一環として韓国撤退を検討しているという。
数ヶ月前から韓国で販売を続けるべきか検討してきたが、日韓両国の関係悪化で議論が一気に加速したという。
以上、

日産はePowerをどうして世界に向け推進しないのだろうか。
「撤退やっちゃえ日産」

ルノーサムスン自動車への米輸出用ローグ(エクストレル)の生産委託契約も9月で終了することから、昨年からの販売不振もあり、検討していたのだろう。

<ルノーサムスン希望退職400人、生産職従業員の22.2%>
ルノーサムスンの報道はされなくなったと思ったが8月、400人の希望定職者(生産職1800人/22.2%に該当)を募るという。
当然、労働組合が猛反発、労働争議に発展させることだろう。
ルノーは韓国から撤退しない限り、文政権でパワーを強化した労働組合とチチクリ合いし続けることになる。

すでに一難関を越えたと見られていた韓国GMも、再び労働組合が賃金闘争で時限ストを打っており、妥結しなければ今週にも全日ストに移行するという。先般、GM本体の社長が来韓して、「ストを打つなら撤退する」と会社に対して恫喝を入れたと報じられている。

韓国の労働組合は、労使協調路線の発想はまったくなく、現代自動車の労働組合は、韓国では貴族労組と呼ばれている。子供の学業資金まで会社に出させている。
そうした現代自動車がお手本となり、印マヒンドラ系の双龍自動車を除き3社(起亜・韓国GM・ルノーサムスン)は、ストのオンパレードになっている。
労働組合は、民主労総が自動車労組の主導権を握っている。民主労総はボイコットジャパンの不売の火付け役をなし、元慰安婦像や元徴用工像を各地に設置しまくっている労組でもある。過激なゆえに、文政権になり飛躍的に組織員を増加させている。現在、自称100万組合員。
以上、

日産は過去3年でも年間1万台も売れておらず、直近のボイコットジャパンのほかに文失策による経済疲弊による韓国の自動車市場自身が販売不振に陥っている。
日本政府は文政権による換金問題を控え、成り行きも不明、さらに悪化する可能性が高い。また米中貿易戦争が終了するまで韓国経済も見通せず、さらに▲12%もウォン安になっており、赤字ならば撤退を優先するのが最良の選択ではないだろうか。

韓国はいくら民間企業で失業者が出ても公務員として採用するというすばらしい国でもある。ただ民間企業は文政権の失策で経営が厳しく、新卒者の受け入れは限られ、国がこうした新卒者に札束をバラ撒いてくれているいい国だ。

韓国は文政権では国家の行方として大きなカントリーリスクを抱えている国。さらに文大統領は「加害国のくせに盗人猛々しい」と北朝鮮同様の暴言を吐く反日主義者でもあり、国家間であっても売り言葉に買い言葉ということもある。

 

韓国における日産自動車の販売台数推移
2019年
日産
インフィニティ
日産合計
1月
341
1.9%
162
-10.5%
503
2.2%
2月
354
2.2%
149
-12.4%
503
-9.2%
3月
382
-40.5%
237
12.9%
619
-27.3%
4月
307
-31.6%
211
1.4%
518
-21.1%
5月
299
-28.5%
206
19.8%
505
-14.4%
6月
284
-32.7%
175
10.8%
459
-20.8%
7月
228
-35.0%
131
-19.6%
359
-30.1%
8月
58
-87.4%
57
-68.0%
115
-81.9%
1~8月
2,253
-34.5%
1,328
-7.8%
3,581
-26.5%
過去3年
2018年
5,053
-19.6%
2,130
-21.0%
7,183
-20.1%
2017年
6,285
9.6%
2,697
-15.7%
8,982
0.5%
2016年
5,733
-0.1%
3,201
7.6%
8,934
2.5%
・インフィニティは日産の高級ブランド名/マークラインズ資料より作成
 
<韓国5社の販売推移(現代・起亜・韓国GM・ルノーサムスン・双龍)>
韓国5社の韓国での販売台数
 
2019年
2018年
前年比
1月
117,464
112,452
4.5%
2月
106,569
107,452
-0.8%
3月
138,288
139,432
-0.8%
4月
136,296
134,197
1.6%
5月
133,719
133,663
0.0%
6月
124,963
137,511
-9.1%
7月
131,135
133,792
-2.0%
8月
118,479
126,336
-6.2%
1~8月
1,006,913
1,024,835
-1.8%
韓国5社の韓国での販売台数 年間推移
2018年
1,545,604
-0.3%
 
2017年
1,550,080
-2.4%
2016年
1,588,572
-5.9%

 

[ 2019年9月 9日 ]

 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産