アイコン 米ハゲタカ ゼロックス×HP統合戦争 アイカーン

 

 

ゼロックスのカゲタカは投資家のカール・アイカーン 10.6%の大株主
HPのハゲタカもカール・アイカーン 4.24%の新規株主

富士ゼロックスとゼロックスの経営統合をすでに契約しているにもかかわらず、安過ぎるとして、経営陣を入れ替えさせ、統合に反対させたアイカーン率いるハゲタカ・ゼロックス。

米パソコン大手HPは11月17日、アイカーンのゼロックスが提示した現金と株式交換の組み合わせによる335億ドルの買収案について、自社の価値を「著しく過小評価」しているとして役員会が拒否したことを明らかにした。
その上で、ゼロックスに対する逆買収を模索する意向を示した。これに対して、アイカーンが主導するゼロックスは21日、HPに対し、資産査定に協力しなければ敵対的買収も視野に入れると通告した。

同社の買収提案をHPが拒んだことを不服とし、25日までに査定に合意しなければHPの株主に直接買収を持ちかけると主張した。

ゼロックスはHPの買収条件である1株22ドル(現金17ドルとゼロックス株0.137株)は、直近30日のHPの平均株価を29%上回る「説得力のある提案だ」と強調した。

両社は汎用コピー機などの供給で提携関係にあるが、HP側の対応によってはゼロックスが敵対的買収に打って出る可能性が出てきた。
HPは、プリンター部門が低迷し、第3・四半期の同部門の売上高は前年比で▲5%減少した。 10月、コスト削減の一環で最大9000人を削減する計画を発表している。
以上、

もはや米企業大手はハゲタカのおもちゃになっている。投資利益が回収できなければ、投資先企業の関連会社や事業分野を切り売りさせてでも回収にかかる恐ろしい本家のハゲタカたちである。
村上氏が乗っ取られることが嫌なら上場するなと言っていたが、本来の上場はそんなことはなかったはずだ。資本主義社会は廃れハゲタカ資本主義社会になってしまった。

ハゲタカたちは所詮ハゲタカで裏で手を結び、企業をめぐりハゲタカどうしのハゲタカ戦争はなかなかならない。
 

[ 2019年11月22日 ]

 

 

 


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