アイコン 独ドレスデン「緑の円天井」宝物館から歴史的なダイヤ3セット盗まれる 戦後最大と

 

 

ドイツ東部ドレスデンにある、欧州最大規模のバロック期の宝物コレクションを誇る国立博物館であるドレスデン城の宝物館「緑の円天井」で25日早朝、非常に貴重なダイヤモンド3セットが何者かに盗まれる事件が発生した。

館長は、盗まれた品々には文化的、歴史的価値のある品々だとし、「きわめて貴重な品々であるため、具体的な値はつけられない」と話しており、現地メディアは第2次世界大戦後で最大の盗難事件と報じている。

同宝物館には、マイセンの豪華な陶器類や象牙、金銀、宝石をあしらった希少な品約4000点を所蔵している。
警察によると、窃盗犯らは依然逃走中だという。

盗まれた品には、18世紀のザクセン選帝侯アウグスト強王が所有していた宝飾品コレクションの一部であるブリリアントカットのダイヤが含まれる。

警察によると、博物館近くでは事件発生の直前、配電設備で火災が発生。これにより博物館の警報器と街灯の電源が切れた。火災と事件との関連性は今のところ不明。

防犯カメラは、停電中も稼働しており、男2人が博物館に侵入する様子が捉えられていた。警察によれば、男らはおのを使って窓と鉄格子を破り、「狙いを定めていたかのように」館内を進んで、展示ケースを破壊。車に乗って現場から逃走したという。

独大衆紙ビルトは「恐らく第2次世界大戦後で最大の美術品盗難事件だ」と報じている。
 緑の円天井の宝物館は、欧州最古の博物館の一つで、1723年にアウグスト強王によって建造された。
以上、AFP通信

教皇様はアパートに暮らしているようだが、バチカンの宝物殿には、こうした財宝が山のように置かれている。その権力のすごさを思い知らされる。
斧という原始的な道具を使い侵入するなど、同館のセキュリティ問題だろう。

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[ 2019年11月26日 ]

 

 

 


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