アイコン 第一生命の保険のばあさんの19億円詐取に続き、あちこちで詐取問題発覚


「第一生命」の山口県周南市の拠点に在籍していた89歳の女性元社員は、24人の顧客から合わせて19億5千万円余りを詐取し、第一生命は警察に告発している。
元社員のばあさんは、保険の営業成績が優秀だったため、社内で唯一与えられていた「特別調査役」という肩書を持ち、顧客に対し「特別な権限がある私にお金を預けたほうがよい」、「金利は3割で税金もかからない」などと持ちかけていたという。
第一生命は、管理・監督が不十分だったと認めたうえで、元社員の特権意識を醸成させてしまったことや、元社員への遠慮など、企業風土に問題があったことが原因だとしている。

また第一生命では、
山口県の詐取事件に続き
和歌山県ですでに明らかになった別の元社員による不正取得、
福岡県や神奈川県、それに本社の事務部門で、さらに別の元社員3人による金銭の不正取得があり、新たな被害額は計約6600万円に上ることを明らかにしている。

第一生命は、社員が保険商品の取り扱いで顧客から現金や小切手を預かることはないとして、不審な点あればフリーダイヤル0120-157-640を設置しており、不審な点の相談を受け付けている。
以上、

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生保業界は歩合制の保険員が永続性になっているところに問題がある。契約者が支払い続ける限り、保険員である限り歩合を受領し続けるビジネスモデルにより、保険が増えるほどに巨額の歩合が入るシステムになっている。そのため、保険料も高くなっている。

こうしたことから保険市場は外資系に食われ続けている。しかし、日本の保険業界は抜本的にビジネスモデルを変えられず、こうした問題を発生させている。表面化は一部だろう。

保険員の年齢制限も必要、75歳あたりがMAXだろう。保険業界が同時にチェンジする必要があり、政府が主導すべきではないだろうか。

知り合いの保険のおばちゃんはもう既に75歳超、会社丸ごとの契約をいくつも有し、私的には分譲マンションをいくつも持ち賃貸しているほか、1棟建の賃貸マンションも保有している。現在も現役だ。本人曰く、緊張感もあり、ボケ防止にもなるよとのこと。

 

[ 2020年12月23日 ]

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