コベルコ建機など建機9社に業務改善指示 認定外で分解整備させる
国土交通省は26日、フォークリフトなどの大型特殊自動車のメーカー、「コベルコ建機」、「ヤンマーアグリ」、「小松製作所」、「住友建機」、「住友ナコフォークリフト」、「三菱ロジスネクスト」など9社が、国の認証を受けていない工場で、ブレーキなどの部品を取り替える分解整備を行っていたとして、業務改善指示を出した。
国交省によると、「コベルコ建機」や「ヤンマーアグリ」などメーカー9社は、国の認証を受けていない41の工場で、フォークリフトやトラクターなどの大型特殊自動車89台のブレーキなどの部品を取り替える分解整備を行っていたという。
国土交通省は9社に対して業務の改善を指示して、整備を行う場合には国の認証を受けることや、再発防止策を講じることなどを求めた。
認証を受けていない工場での整備はこれまでにも相次いでいて、このうちの「コベルコ建機」や「小松製作所」、「住友建機」、「住友ナコフォークリフト」、「三菱ロジスネクスト」、「ヤンマーアグリ」の6社は、昨年から今年にかけて業務改善指示を受けていた。
[ 2019年12月26日 ]