アイコン 中国・武漢の流行性肺炎は新型コロナウイルスと判明 韓国でも感染者

 

 

中国国営中央テレビは9日、湖北省武漢市で多発している原因不明の肺炎に関し、専門家チームが複数の患者から新型のコロナウイルスを検出し、これが病原体だと初歩的に判断したと伝えた。
新型肺炎(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)もコロナウイルスを原因とするが、この二つとは違う種類のウイルスだという。
武漢市では12月12~29日に原因不明の肺炎にかかる患者が相次いで発生。今月5日までに59人(うち7人が重症)の患者が確認され、各国が感染拡大に警戒を強めている。
中国国営新華社通信は8日、症状が回復した8人が退院したとも伝えていた。

人に感染症を引き起こすコロナウイルスは現在6種類が知られている(派生型が多くある)。
うち4種類は、通常の風邪など軽微な呼吸器症状の原因となる。

しかし、2002~2003年に中国で大流行したSARSと、2012年からサウジアラビアなど中東諸国や韓国を中心に拡大したMERSウイルスは、重い症状をもたらし、それぞれ700人以上の死者を出した。

韓国でも、武漢市に仕事に出かけた(韓国の企業に勤務する)中国国籍女性が当ウイルスに感染しているとして帰国後隔離されている。一緒に武漢に出かけた同僚らに感染の症状はないが監視対象にされているという。

武漢で一番感染者が多く、最初に見つかった患者は食用動物市場の関係者だった。しかし、人から人への感染は見当たらないという。ただ、韓国の感染女性はそうした市場へも行かず、現地で動物にも触れたことはないという。
こうしたことから新型コロナウイルスの感染経路が判明していない。
だが、これまでのコロナウイルスは人から人へ感染している。

インフルエンザもそうであるが、体を動かし、新陳代謝をよくし、免疫力を高めれば、感染確率は低くなる。山芋、納豆、豆腐、にんにく肉と適度な運動による健康体維持が肝心。

[ 2020年1月 9日 ]

 

 

 


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