アイコン 武漢コロナウイルス(5) 今後の予想  マスクが足りない

 

 

<今後>
春節(24日~30日)では、14億人の中国人のうち4億5千万人が移動、延移動数は40億人ともされ、中国でもすでに湖北省以外へ拡散しているため、潜伏期間を入れ、2月10日前後までが山と見られる。
ただ、防疫に失敗した場合、それ以降は個別の地域や国で拡散する可能性がある。

北朝鮮は中国からのアフリカ豚コレラの感染に懲りて国境遮断した。
フィリピンは武漢からの観光客を全員強制帰国させた。
米国では空港入国ゲートを武漢からの人たちは別ゲートにして検査を密にしている。
米国では武漢を旅行した30代の米国人が、帰国後感染が確認された。
中国では集団感染も確認したと報告され、変異してウイルスが強力になっている可能性もある。

マスクを日本民間企業が無料で100万個を武漢に成都経由で送ったと中国紙が伝えている。
中国ではまったくマスクが足りない状態。中国の人口14億人からして、当面足りそうもない。香港・マカオも感染域になっている。アリババの通販では20日と21日だけで8千万個のマスクが売れたという。
日本のマスク最大手のユニチャームは24時間体制でフル稼働させているという。当然、ウイルス対策マスクが必要となる。

余談、
日本の某薬局が中国人客に対して、マスクを値下げして販売しているという。それは店舗に中国語で「値引き」表示と「中国がんばれ」と張り紙がなされ、その張り紙とともに中国のSNSで美談として拡散されている。
一方、中国ではマスク価格が急騰しているという。また、マスク使用者は捨てる際にハサミでカットしてから廃棄するように呼びかけられている。それは使用済のマスクを集めて再販する不届き者が現れる可能性が高いためだという。
現在、日本の薬局・ドラッグストアなどマスク販売店も、中国からの訪日客が大量に買い込み、すでに品薄状態が続いているという。

↓SARSパニックのときに広東省に1週間で作られた「小湯山医院」。
0127_04.jpg

↓1月26日の中央政府の記者会見の記者たち
0127_05.jpg

 

[ 2020年1月27日 ]

 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産