ダイマル食品(株)(千葉・宮城)/民事再生申請 銚子半片・練物製造 倒産要約版
千葉・宮城に拠点をおく、ダイマル食品(株)が民事再生申請したことが判明した。
負債総額は約15億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
ダイマル食品(株) |
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本社地 |
千葉県銚子市愛宕町3525 |
3 |
代表 |
平野恭男 |
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創業 |
1932年 |
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設立 |
1973年9月. |
6 |
資本金 |
3500万円 |
7 |
業種 |
水産物練物製品製造/銚子半片 |
8 |
工場 |
石巻工場:宮城県石巻市魚町2-13-6 |
9 |
売上高 |
以前のピーク期、約21億円 |
2022年8月期、約7億円 |
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10 |
破綻 |
2023年1月19日. |
民事再生法の適用申請 |
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申請代理人 |
片山敦朗弁護士(奥・片山・佐藤法律事務所) |
電話:03-6550-8125 |
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監督員 |
岩知道真吾弁護士(銀座インペリアル法律事務所) |
電話:03-68073878 |
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13 |
裁判所 |
東京地方裁判所 |
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事件番号 |
令和5年(再)第1号 |
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負債額 |
約15億円 |
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破綻事由 |
同社は水産物練物製品製造会社、はんぺんやつみれなどを製造。東日本震災で同社の石巻工場が被災、その後、新工場として再建させていた。しかし、アベノミクスの非正規雇用拡大・収入不足を補ワセルとともに労働力不足を解消するための1億総活政策により、家庭では手のかかる鍋物需要が減少、2度の消費税増税に伴うアベマミクス消費不況によりさらに需要は低迷、同社は売上高の減少に効率面から2019年に銚子の本社工場を閉鎖し、石巻新工場に生産を集約させ対応していた。しかし、今般の新コロナ事態で、飲食店や学校給食の需要も大幅減、一方、原材料の魚類が不漁のため価格高騰、価格転嫁もできず赤字が続き、新工場にかかわる設備投資の借入金負担も大きく、抜本的に財務体質を改善し再起を図るため、今回の民事再生の申請となった。 |