追報:(株)宮古製氷冷凍工場/破産手続き開始決定 <岩手>
続報。冷凍水産品製造の(株)宮古製氷冷凍工場(所在地:岩手県宮古市臨港通4番8号*** )は1月11日付、盛岡地裁宮古支部において破産手続きの開始決定を受けました。
官報より参照。
停止時の負債総額は約1.5億円。
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同社は地元漁協や漁業者などの共同出資で設立され、当初製氷業を営んでいた。その後、漁港に荷揚げされるサンマやサケなどの水産物冷凍品の製造業に展開し業績を伸ばしていた。しかし、2011年3月の東日本大震災の被害にあい、その後事業は再開されたものの、今度は漁獲不振から仕入原価が高騰し、採算性を悪化させると共に売上高も減少し続け、今般の電力代の高騰も追い討ちをかけ、経営が急悪化、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。
破産管財人には、松本良啓弁護士が選任されているとのこと。
破産債権の届出期間は令和5年2月8日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年3月22日午後2 時。
事件番号は令和4年(フ)第3 0号となっています。
既報記事
[ 2023年1月24日 ]
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