同社は老舗の印刷会社、商業印刷や定期刊行物の印刷も手がけ、製本も業としていた。大手印刷会社からの受注を主としており、以前は安定した受注を確保していた。しかし、ネット普及による印刷物離れから受注は減少傾向が続き、今般の新コロナ事態では商業印刷などの受注がさらに減少、同社は不採算工場の閉鎖などしていたが、昨今の原材料の価格高騰で赤字が続き、資金繰りにも窮するようになり、今年１月４日に事業を停止していた。

破産管財人は山川萬次郎弁護士（電話番号：03-3239-0631）が選任されている。