同社は１２０年以上続く老舗の印刷会社。官庁や民間の印刷物を幅広く受注していた。しかし、デジタル化の波に印刷物は減少、競争激化により採算性を悪化させる中、同社は売上高も低迷し、過去の設備投資にかかわる借り入れ負担も大きく、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

同社は１２０年以上続く老舗の印刷会社。官庁や民間の印刷物を幅広く受注していた。しかし、デジタル化の波に印刷物は減少、競争激化により採算性を悪化させる中、同社は売上高も低迷し、過去の設備投資にかかわる借り入れ負担も大きく、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された倉崎哲矢弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年9月11日午後1時30分となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年）に発生したもので、番号は（フ）第53号となっています。

既報記事
蔦友印刷（株）(長野)／自己破産へ　１２０年の老舗　倒産要約版