アイコン 岡見化学工業(株)(京都)/事業停止 医薬品原体製造 弁護士委任 倒産要約版


京都に拠点をおく、岡見化学工業(株)が事業停止した。

負債総額は約17億円。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

岡見化学工業(株)

2

本社地

京都府宇治市槇島町薗場78

3

代表

太田淳稔

4

創業

1960年

5

設立

1968年12月.

6

資本金

1500万円

7

業種

医薬品中間体受託製造会社

8

売上高

以前のピーク期、約8億円

9

破綻 

2023年4月26日.

 事業停止/弁護士委任

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委託弁護士

牧野誠司弁護士(賢誠総合法律事務所)ほか

 電話:075-604-1177

11

裁判所

未定

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負債額

約17億円

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破綻事由

同社は治験薬や試薬、ジェネリック医薬品などの医薬品原薬および医薬品中間体の受託製造会社。販路は医薬品メーカーなど50社あまりを有していた。2020年3月薬事法に基づく省令により、京都府から製品申請不備を指摘され、同年8月製造販売を中止、その後、業務改善などに取り組んでいたが、取引先からの資金支援が途絶え、同社は資金繰りに窮し、今回の事態に至った。

追、厚労省の医療行政は大事故を起こした小林化工の例はあるが、化血研のように大臣自らが恨み骨髄のような立ち振る舞いはいかがなものかと思われた。以前は認可法人に対しては抜き打ち検査を行っていたが、現在は問題が発生しない限り検査もしなくなった。そうしたこともあり小林化工問題が発生、それを受け、厚労省が管轄の自治体に医薬品製造会社などを調べさせ、同社で発覚したもの。

最終的に安全かどうかを審査するのではなく、お上に申請手続きどおりに100%していなかったら、お上から潰される時世だ。生産技術の進歩は申請がなければ認めない。

省庁の官僚、もと「お上」とはよく言ったもの。その権威主義は大昔のままだ。こわっ。最近、その強度が増してきている。経済をグローバル化させるのならば政治も行政もグローバル化しなくっちゃ。日本版ミャンマー型になりつつある。

[ 2023年5月 2日 ]

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