(株)栄鋳造所(東京)/自己破産へ 「水冷式薄型冷却プレート」 倒産要約版
東京に拠点をおく、(株)栄鋳造所が自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約2億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)栄鋳造所 |
2 |
本社地 |
東京都八王子市下恩方町350 |
3 |
代表 |
鈴木隆史 |
4 |
創業 |
1952年 |
5 |
設立 |
2002年8月. |
6 |
資本金 |
1000万円 |
7 |
業種 |
アルミ鋳造業 |
8 |
売上高 |
2018年9月期、約5.5億円 |
直近期、1億円前後 |
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9 |
破綻 |
2023年6月30日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
委託弁護士 |
小林克典弁護士(麹町パートナーズ法律事務所)ほか |
電話:03-3234-2941 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約2億円 |
13 |
破綻事由 |
同社はアルミ鋳造会社。アルミ式「水冷式薄型冷却プレート」が半導体メーカーや電子製品メーカーなどから評価され、韓国や米国にも出先を設置していた。しかし、半導体メーカーや電子製品メーカーは工場投資に波があり、現在は新コロナ特需の反動と金利高の景気悪化、米中半導体戦争から設備投資は減退してきた。最近、米国のCHIPS法や日本での誘致活動により工場建設は増加してきているが、まだまだ建屋建築段階、生産装置搬入や内部設備工事は来年以降、そうしたことから同社の売上高は落ち込み、苦しい展開が続いていた。
追、こうした技術は半導体工場建設に関わる空調機器大手が技術を購入し、日本企業が技術を確保し続ける必要があるのでは・・・。このままでは海外へ流出する可能性が高い。 |