２、地域別発売戸数と契約率
平均契約率は７３．７%、前年同月比▲５．９Ｐダウン、前月比では▲５．８Ｐダウン。
.東京２３区は発売戸数は６１０戸、シェア３６．１%、契約率７９．２％
東京都下は２０７戸、同１２．２%、契約率６２．８％
神奈川県は４０６戸、同２４．０%、契約率７９．１％
埼玉県は２６６戸、同１５．７%、契約率６１．３％
千葉県は２０１戸、同１１．９%、契約率７３．６％。
東京都のシェアは４８．３%。

３、平均価格・m2単価
戸当り平均価格は7,747万円、1m2当り単価は115.9万円。
前年同月比では平均価格は１,４５６万円、率にして２３．１%アップ、m2単価は２２．２万円、率にして２３．７%アップ。

４、地域別平均価格・m2単価
東京２３区は１１,７７３万円、１８１．５万円（６０．３%アップ、６７．４%アップ）、
都下は５,５６４万円、８０．４万円（１５．５%アップ、１４．０%アップ）、
神奈川県は５,７９２万円、８７．５万円（▲２．２%ダウン、▲４．１%ダウン）、
埼玉県は５,５７８万円、８５．４万円（２３．９%アップ、２８．０%アップ）、
千葉県は４,５９５万円、６２．３万円（８．３%アップ、１．０%ダウン）。

埼玉県は平均発売価格が高い分、契約率が落ちているようだ。波状演出された埼玉人気、陰りが出てきているのだろうか。

５、 即日完売物件（４物件７１戸）
（1） ヴィークステージ世田谷千歳烏山 1期 1〜6次 37戸
　　世田谷区 ６,９４６万円／９８．３万円 平均１倍 最高１倍
（2） ハイムスイート成田NT 1期 1次 25戸
　　成田市４,０６９万円／４６．２万円 平均１倍、最高１倍

６、超高層
４月の超高層物件（２０階以上）は１０物件／３４２戸、契約率９２．７%
前年同月は１０物件１９６戸、契約率７３．０%。
１億円、２億円台の億ション、都心の利便性の高い高額物件や超高層マンションが牽引している。

７、 販売在庫数
４月末時点４,９８３戸、前月末比２０６戸減少、２０２３年３月末５,１８９戸、２２年３月末５,４７５戸。

８、 ５月の発売戸数予測
５月の発売戸数は２,０００戸程度の見込み、２２年５月２,４６６戸、２１年５月２,５７８戸。
以上、

首都圏の分譲マンションは販売好調、特に東京都区部は都心部の再開発物件の分譲マンションが販売され、また超高層マンションも販売され、超高額物件ながら高い契約率となっている。富裕層や投資家は日本より海外が多く、円安もあり東京都心部を買い漁っている。在庫も減少傾向が続いている。
今後の浜松町の物件が小出しで販売が続く限り、平均価格は高騰する。