同社は自動車の内装材の製造会社。リーマンショック後、自動車メーカーや一次下請け会社の多くが海外へ工場移転、同社は売上高が減少し続けていた。そうした中、今般の新コロナ事態下、半導体不足・クラスター工場稼動悪化、サプライチェーンからの部品供給遅滞にゆり、自動車生産台数が減少、同社の受注はさらに落ち込み、赤字から資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。

関連会社の三州精機は同社に連鎖した。

この破産手続きに関しては、選任された山元勇気弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年11月15日午後2時となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年）に発生したもので、番号は（フ）第353号・第354号となっています。

既報記事
エイシンテクノ（株）、三州精機（株）（埼玉）／自己破産申請