アイコン 追報:ソフテレック(株)など2社/破産手続き開始決定 <京都市>


続報。融雪設備工事会社の「ソフテレック(株)」は(京都市伏見区横大路千両松町170番地***)、「山川精練加工(株)」は(同所在地)に所在している企業です。

 

2社は、令和5年(2023年)7月11日に京都地裁にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)

停止時の負債総額は約6.5億円。

 

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ソフテレック社は橋梁や道路・歩道・高速道・駐車場などの融雪設備工事会社でロードヒーティング工事やヒーティングユニット敷設工事を手がけ、修繕等メンテナンスも受けていた。また同社は発熱繊維を用いた舗装工事なども手がけていた。京都のほか愛知や新潟に営業所を有し、主に官公庁の融雪工事を大手ゼネコンから受注していた。しかし、受注した現場は遠隔地が多く、経費倒れで採算性に乏しく、同社は鉄軌道用の融雪工事を請け負うなど立て直しを図っていた。しかし、業績改善に至らず、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

なお、山川精練加工は1,959年設立の呉服精錬加工会社、しかし需要が減少し続け、事業転換して自動車用シート材の加工などを行っていた。それもソフテレック(株)を設立して事業譲渡、同社はソフテレック社に対する不動産貸付を業とし、連鎖した。

この破産手続きに関しては、選任された黒澤誠司弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和5年8月22日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年10月11日午前10時となっています。

 

当該事件は、令和5年(2023年)に発生したもので、番号は(フ)第586号・第587号となっています。

 

既報記事
ソフテレック(株)、山川精練加工(株)(京都)/自己破産へ 融雪工事 倒産要約版

 


 

 

[ 2023年7月21日 ]
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