同社は、（株）堀正工業の実質的なグループ会社として2018年8月に設立された飲食店運営業者。主にハワイから発祥したフレッシュサラダ専門店「アロハサラダ」および手巻き寿司専門店「MAKI－Handrolls－」を運営しており、2020年6月期には約6300万円の売上高を記録していた。

しかし、新型コロナウイルス感染の影響を受けつつも、アロハマイは店舗展開を積極的に進める計画を持っていた。

ところが、親会社の堀正工業が2023年5月に大規模な粉飾決算が発覚。最初は清算型の民事再生を目指していたものの、銀行借入に関する問題の解明に時間がかかることから、2023年7月24日に東京地裁に自己破産を申請し、同日に破産手続きが開始。この際、債権者約264名に対し約282億6640万円の負債が発覚。この自己破産申請の影響で、アロハマイも事実上の営業停止状態に陥り、今回の事態となった。

担当弁護士には、藤田謹也弁護士（電話番号：03-5562-0625）ほかが任命さえている。