(株)長榮舘(岩手)/破産開始決定 雇用助成金不正 鶯宿温泉郷 倒産要約版
岩手に拠点を置く、(株)長榮舘 が破産開始決定を受けたことが判明した。
負債総額は約29億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)長榮舘 |
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本社地 |
岩手郡雫石町鶯宿第6地割7 |
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代表 |
照井久美子 |
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設立 |
1952年6月. |
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資本金 |
4000万円 |
7 |
業種 |
岩手・鶯宿温泉「長栄館」経営会社 |
8 |
旅館概要 |
10階建、80室、最大収容人数400名 |
8 |
旅館概要 |
宿泊旅館・宴会 |
9 |
売上高 |
ピーク売上高、約12億円 |
2000年代初期、10億円前後 |
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2023年2月期、約2億円.. |
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10 |
破綻 |
2024年2月20日. |
破産手続きの開始決定 |
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破産管財人 |
太田秀栄弁護士(太田秀栄法律事務所) |
電話:019-601-8256 |
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裁判所 |
盛岡地方裁判所 |
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負債額 |
約29億円 |
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破綻事由 |
同社は岩手県雫石町鶯宿温泉郷の「長栄館」経営会社。1997年ころ20億円あまりをかけ大幅リニューアル、ところが2000年代の小泉政権時代に入り、聖域なき削減により官庁の飲食・経費予算は大幅縮小、企業も真似て経費節減に動き、宴会や宿泊の社員旅行などが大幅減、同社の売上高は減少が続き、今般の新コロナ事態ではさらに大幅減となった。同社は経営不振・資金繰りに窮する中、新コロナ対策の雇用助成金を不正取得、さらに補助金も不正受給し、前代表が逮捕される事態に発展して信用失墜、雇用助成金等の返還命令に資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。 なお、破産管財人により、現在も営業は続けられており、購入先を見つける動きとなっている。 |