アイコン (有)ワーキングオフイス(福岡)/自己破産へ 「百道発信」 倒産要約版


福岡に拠点を置く、(有)ワーキングオフイス が自己破産の準備に入ったことが判明した。

負債総額は精査中。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(有)ワーキングオフイス

2

本社地

福岡市早良区百道浜3-3-1

3

代表

中村圭

4

設立

1981年10月.

5

資本金

2500万円

6

事業

インテリア用品、陶磁器など雑貨類の卸業

7

直営店舗

「百道発信」(兼、布製自社ブランド品名)

8

売上高

以前のピーク期、約8億円

2023年6月期、約2億円

9

破綻

2024年2月20日.

 事業停止/自己破産申請の準備中

10

委託弁護士

伊達高志郎弁護士(伊達法律事務所)

 電話:092-714-2000

11

裁判所

未定

12

負債額

調査中

13

破綻事由

同社は百貨店や小売店向けにインテリア用品や食器類など雑貨品の卸販売を手がけていた。設立当初から陶磁器販売の(株)タカトーから支援を受けていたが、タカトーが経営不振により2000年9月に民事再生を申請、同社も連鎖して民事再生を申請していた。その後の2015年6月、タカトーは負債額約14億円を抱え、自己破産申請して経営破綻。同社は民事再生決定後は、事業や扱い品を絞り込み、さらに直営店を出店し利益率の改善など図り、再生させていた。

しかし、今般の新コロナ事態に直営店も卸部門も売上不振が続き、さらに岸田政権の超円安政策により海外からの仕入品の仕入価格が高騰し、採算性も悪化させ、同社は資金繰りにも窮し、事業継続が困難となり、今回の事態に至った。

追、新コロナ事態前の19年12月と24年2月末では36%の円安となっており、19年より現在は36%輸入品を高く輸入している。おまけに食品関係の大企業では便乗値上げを繰り返し、内需企業でありながら、空前の利益を出している企業もある。

 


 

[ 2024年3月 7日 ]
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