追、(株)博多うち川(福岡)/破産開始決定 辛子明太子 倒産要約版
続報。福岡に拠点を置く、(株)博多うち川 が破産開始決定を受けた。
負債総額は約5.5億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)博多うち川 |
2 |
本社地 |
福岡市博多区井相田2-2-13 |
3 |
代表 |
内川輝英 |
4 |
創業 |
1974年 |
5 |
設立 |
1986年2月. |
6 |
資本金 |
3000万円 |
7 |
業種 |
辛子明太子製造 |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、約8億円 |
9 |
破綻 1 |
2024年2月2日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
委託弁護士 |
岡香織弁護士(鴻和法律事務所)ほか |
電話:092-737-3821 |
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11 |
破綻 2 |
2024年3月6日. |
破産手続きの開始決定 |
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12 |
破産管財人 |
佐田洋平弁護士(大名総合法律事務所) |
電話:0921-781-0025 |
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13 |
裁判所 |
福岡地方裁判所 |
14 |
負債額 |
約5.5億円 |
15 |
破綻事由 |
同社は辛子明太子製造会社、販売事業を2009年に関係会社に譲渡し製造専業となっていた。2012年には不良在庫の決算処理を行ったことから、債務超過に陥り、その後は赤字を散発させ、資金繰りにも窮し、今年1月末までに従業員全員を解雇していた。 アベノミクス下、観光はインバウンドで大盛況と報道されていたが、国内客は消費不況で減少が続いていたことは報道されなかった。 ソウルフードはやはり国内客が対象、辛子明太子は今では原料高もあろうが、それ以前から高騰し、高級土産品に変質させてしまっていた。 新コロナ下では辛子明太子メーカーは何れも苦戦、ウィズコロナ策でやっと国内観光客も戻ってきているが、一方で、新コロナ特別融資の返済期に入り、整理淘汰も続くものと見られる。 |