カズワ商事（株）／自己破産へ ＜大阪＞ コロナ関連倒産
服飾付属品卸のカズワ商事（株）（所在地：大阪府大阪市天王寺区逢阪1＊＊＊ 登記簿上所在地：大阪府大阪市中央区谷町5＊＊＊）は3月29日、事業を停止した、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約３．５億円。
資本金は1000万円。
同社は、1981年に設立され、服飾付属品の卸売りを主な目的としていた。1996年に法人改組され、ボタンやホック、ファスナー、レース、リボン、裏地、芯地などの服飾付属品や衣料品用の包装資材を取り扱っていた。
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90年代には中国上海に合弁会社を設立し、国内アパレルメーカーの現地法人に販路を拡大したが、安価な海外製品の流入や競合他社の台頭などにより売り上げが減少。
2013年には飲食店やスーパーマーケット向けの米卸売りを開始したが、新型コロナ感染拡大の影響で受注が減少し、2021年には売上高が約3億8000万円にまで減少。2023年に前代表が亡くなり、事業の継続が難しい状況となり、今回の措置となった。
担当弁護士には、「弁護士法人前田総合法律事務所」の前田英倫弁護士（電話番号：06-6313-0031）が任命されている。
[ 2024年4月 9日 ]
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