（株）中屋興業／自己破産申請 ＜東京＞
タイル工事の（株）中屋興業（所在地：東京都文京区本郷3＊＊＊）は4月8日、東京地裁において自己破産を申請したことが判明した。
負債総額は約５．５億円。
資本金は4800万円。
同社は、1981年に設立され、大手ゼネコン3社を主要得意先にしてビルやマンションなどのタイル工事を行っていた。2004年には年売上高約9億1800万円を達成していたが、その後不動産市況の低迷や高層化に伴う需要の減少などで業績が悪化し、2018年には年売上高が約4億6100万円まで落ち込んだ。
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その後、先細りやコロナ禍の影響もあり、（株）テックコーポレーションの代理店として水素水サーバーの販売事業を開始。この新規事業により2022年には年売上高が約12億5700万円に増加したが、同社は2023年3月に自己破産を申請し、（株）中屋興業に2億円近い不良債権を残した。そのため、（株）中屋興業は事業の継続を断念、今回の措置となった。
申請代理人は「グローブ総合法律事務所」の犀川治弁護士（電話番号：03-5860-9571）が選任されている。
[ 2024年4月 9日 ]
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