アイコン インドネシア 警察車両 デモ男性ひき殺す 各地で暴動発生 経済低迷国民不満爆発


インドネシアの首都ジャカルタで、国会議員の高額手当に反発するデモ隊と警察が衝突、バイクのタクシー運転手が倒れているところに警察特殊車両が敷き殺し、その映像がSNSで拡散され、28日深夜や29日以降の暴動に発展している。

プラボウォ大統領は29日、冷静な行動を呼びかけた。抗議デモは3日目に入り、当局が市民の怒りを抑えようとする中、通貨ルピアと株式相場が下落した。

インドネシアでは最低賃金の引き上げもなかなか決まらない中、国会議員へ手扱い手当だけは早々に決定し、国民は不満を募らせている。

プラボウォ氏は28日夕に行われたデモ中に警察車両に敷かれ死亡した件について陳謝。関与した警察官の責任を問うと約束し、警察は、装甲車の運転手ら9人を拘束している。

今回の事案は、政府への不満をさらに強めており、就任から1年弱のプラボウォ大統領にとって大きな試練となっている。

 

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★問題の国会議員に対する手当(国会議員に対し高額住宅手当)とは・・・、
昨年9月から下院議員580人が1人当り月5千万ルピア(約44.5万円/0.0089円)の住宅手当てを受け取っている事実が最近、言論報道で遅れて知らされるやこれに反発して市民は街頭に出た。5千万ルピアはインドネシア貧困地域の月最低賃金の約20倍に達する。

住宅手当の抗議は8月25日から始まっていたが、デモ隊の男性が死亡した事件を契機にSNSにより全国へ瞬く間に拡がった。

ジャカルタの暴動は市内各所で発生、大臣や議員の住宅が標的になった。
高水準のレイオフ、増税、最低賃金の引き上げが進まない中、国会議員に対するこうした過剰な手当に反対するため、28日夕は数千人が抗議デモに参加していた。
政府は増税を行い、食品価格が上昇しているにもかかわらず、労働者の給与は上昇しなかったことが、国民の不満となっている。

プラボウォ大統領は、学童向けの無料食事プログラムと新しいソブリンウェルスファンドに資金を提供するために今年発表された広範な予算削減を含む彼の政策のいくつかは、国民の不満を引き起こしている。
無料給食も地域によってはひどい粗末な食事が提供され批判されている。
一方で国民向け予算を大幅削減した原資を、国会議員に対し高額な住宅手当に使用している構図に、国民は怒り心頭になっている。

抗議は、東ジャワのスラバヤ、西ジャワのバンドン、北スマトラのメダン、南スラウェシのマカッサルなど、インドネシアの他の主要都市にも広がった。
マッカサルでは地方議会が襲撃され3人死亡している。東部スラウェシ島でも29日、地方議会の庁舎が放火され、職員ら4人が焼死している。

こうした事態を受け、プラボウォ大統領は、31日中国で開催される上海協力機構及び9月3日の抗日戦勝利80周年記念式典=軍事パレードへの参列を見送った。

31日には暴動はさらにエスカレートして財務省宅を襲撃、30日には国会議員3人の居宅も襲撃されている。

プラボウォ大統領は31日、デモの原因となった国会議員への高額住宅手当の決定を廃止すると発表した。30日国会議長は、住宅手当は正当な価格だと開き直っていた。


スクロール→

インドネシア

2025

インフレ率

食料インフレ

1月

0.76

3.69

2月

-0.09

2.25

3月

1.03

2.07

4月

1.95

2.17

5月

1.60

1.03

6月

1.87

1.99

7月

2.37

3.75

 


スクロール→

インドネシア

 

消費者信頼感指数

小売売上高/前年比

 

23

24

25

23

24

25

1

123.0

125.0

127.2

-0.6

1.1

0.5

2

122.4

123.1

126.4

0.6

6.4

2.0

3

123.3

123.8

121.1

4.9

9.3

5.5

4

126.1

127.7

121.7

1.5

-2.7

-0.3

5

128.3

125.2

117.5

-4.5

2.1

1.9

6

127.1

123.3

117.8

7.9

2.7

1.3

7

123.5

123.4

118.1

1.5

4.5

 

8

125.2

124.4

 

1.1

5.8

 

9

121.7

123.5

 

1.5

4.8

 

10

124.3

121.1

 

2.4

1.5

 

11

123.6

125.9

 

2.2

0.9

 

12

123.8

127.7

 

0.2

1.8

 

 

 

工業生産/前年比

自動車販売台数/百台

 

23

24

25

23

24

25

1

四半期

 

 

940

696

618

2

 

 

 

869

706

723

3

3.54

-3.38

-6.85

1,010

747

709

4

 

 

 

589

486

512

5

 

 

 

820

712

606

6

1.44

-1.10

 

825

729

577

7

 

 

 

804

741

605

8

 

 

 

888

763

 

9

2.65

6.99

 

798

726

 

10

 

 

 

802

771

 

11

 

 

 

843

743

 

12

2.02

1.02

 

852

798

 

 

 

 

 

10,040

8,618

4,350

前年比

 

 

 

 

-14.2

-9.7

[ 2025年9月 1日 ]

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