アイコン 『玄海灘決戦:ラスボス浦田和男、葵新建設の盾となる』


 

玄海灘の海が荒れている。
いや、波を立てているのは潮の流れではない。
海砂をめぐる“仁義なき採取戦争”である。

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浪口志郎代表

(理事会を終えて事態を軽く判断し、石田漁協の安永組合長に電話している葵新建設の出口勇一氏)

ことの発端は、唐津市のNPO法人「玄海灘を守り育てる会」(浪口志郎代表)が、
長崎県海砂生産組合――つまり有明商事グループ各社――に突きつけた要求書だ。
内容はシンプルで重い。
「境界線ギリギリで砂を掘るな。海を壊したら、ちゃんと払え」。

要求書

要求書

これを受けた長崎側、慌てたのは『葵新建設』の出口勇一氏。
「SOS、安永組合長、助けてくれ~!」と、電話が飛ぶ。

安永ライン、発動
電話を受けたのは壱岐・石田漁協の安永組合長。
漁師にして調整人、通称“海の橋渡し役”。
だが今回は、橋を渡すどころか、長崎県土木部監理課に電話で“火をつけた”。
曰く、「監督責任は長崎県にあるっちゃが!」
責任を押し付けるには、行政という盾が一番分厚い。
そしてこの手の戦場で、盾の陰に隠れるのが一番うまいのが『壱岐の海賊ラスボス』系の人々である。

有明商事

ラスボス登場
それでも事態が動かないと見るや、
安永組合長は“最終兵器”を呼び出した。
壱岐東部漁協の浦田和男組合長――通称「ラスボス浦田和男」である。
彼が電話口に立てば、県庁職員の背筋が一本ピンと伸びる。
現場を知らずに通達だけ出していた監理課も、
「浦田組合長から電話があった」と聞けば、急に“現場重視”の姿勢に変わるのだ。
長崎の土建界隈では、こうした“漁協外交”が未だ健在なのである。
行政と漁協と企業のトライアングルは、
補助金・採取権・港湾整備でがっちり結ばれた「利権の海峡」である。

波打つ玄海の男たち
一方の浪口代表率いるNPO側は、そんな猿芝居は織り込み済み。
彼らのルールはただひとつ。
「売られた喧嘩は買う」。
海を壊す者には、玄界の潮が報いを与える。
彼らの背後には、
かつて玄海の荒波を生き抜いた“真の漁師魂”が息づいている。
補助金や委託金では買えない誇りである。
その矜持が、金に汚れたラスボス達の裏工作をあざ笑っている。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2025年10月24日 ]
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