南海プリント(株)/自己破産へ <愛媛> 印刷業
南海プリント(株)(所在地:愛媛県松山市生石町***)が11月27日、事業を停止して、事故処理を弁護士に一任、自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約1.3億円。
南海プリント(株)は1973年の創業以来、チラシやパンフレット、冊子、名刺など幅広い印刷物を手がけ、地域に確かな受注基盤を築いてきた。最盛期の1996年には年商4億5000万円を計上し、地場の印刷業を代表する存在だった。
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だがその後、競争激化や顧客ニーズの多様化により売上は次第に低迷。OA機器販売部門は子会社に移管し、印刷事業に専念して巻き返しを図ったものの、業況の下支えには至らなかった。デジタル情報加工など新分野にも取り組んだが、売上は1億円強にとどまり、縮小傾向に歯止めがかからなかった。
余力の乏しい中、過去の設備投資負担に加え、近年の資材価格の高騰が収益を圧迫。事業の立て直しが困難となり、今回の措置に至った。長年地域を支えてきた印刷会社が、構造変化の波に押し流された格好だ。
[ 2025年12月 1日 ]
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