トランプ関税戦争、25年中国製洗濯機米で激減、米以外は絶好調 別途迂回輸出も
トランプと中国の関税戦争はすさまじく25年4月12日には対中関税が145%達した(中国は報復関税で125%)。しかし、したたかな中国はレアアースの輸出規制を行い、トランプは早々にギブアップ、5月12日には双方とも115%の関税率をカット+レアアースの輸出規制解除、カットしたところで今でも30%の関税が賦課されており、中国勢は消耗するのを止め、他地域への販売を強化している。
結果、2025年の洗濯機の輸出台数は前年比12.5%増、輸出額は8.7%増を達成している。
中国勢はしたたか、米国輸出用洗濯機の製造拠点をベトナムなど東南アジアに設け、部品部材を中国から送り付け、ベトナムなどで組立、メイド・イン・ベトナムとして米国へ輸出、そうした隠れ輸出を換算すれば2025年はさらに多くの額を輸出していることになる。
2025年、中国の東南アジアに対する輸出額が過去最大になったのも頷ける。
韓国勢も洗濯機はスマホ同様、高付加価値品は韓国で製造し、それ以外は、サムスンの場合、主にベトナム・サイゴン近郊の巨大工場で生産し、米国はじめ世界各国へ輸出している。
スクロール→
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2025年、中国の洗濯機の地域別売上高/中国税関総署+家電協会 |
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輸出額 |
前年比 |
構成 |
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百万ドル |
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洗濯機輸出全体 |
6,160 |
8.7% |
100.0% |
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欧州 |
1,590 |
13.6% |
25.8% |
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中南米 |
950 |
23.0% |
15.4% |
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日本 |
750 |
4.2% |
12.2% |
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アジア |
570 |
7.5% |
9.3% |
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アフリカ |
310 |
26.8% |
5.0% |
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米国含北米 |
330 |
-29.3% |
5.4% |
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その他地域 |
1,660 |
8.2% |
26.9% |
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※2025年の中国の海外販売台数は12.5%増の4,820万台。 |
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※北米向けは▲13.2%減の177万台/輸出額は▲29.3%減の330百万$ |
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