アイコン アイスクリーム6社談合兄弟 公取委が価格カルテル容疑で明治・ロッテ等立入検査


公正取引委員会は6月17日、大手食品メーカー6社がアイスの価格を巡りカルテルを結んでいた疑いがあるとして立ち入り検査した。
独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を受けたのは、
明治、
ロッテ、
森永乳業、
森永製菓
江崎グリコ、
赤城乳業
の計6社

数年前からアイスクリームの希望小売価格の引き上げについてカルテルを結び、不当な価格調整を行っていた疑いがあるという。

各社は2022年以降、原材料の高騰などを理由に、価格を段階的に引き上げていたが、公取委は、カルテルによって、消費者が本来よりも高い価格での購入を強いられた可能性があるとみて、詳細な調査を進める方針。

アイス業界で明らかになった価格カルテルの疑いについて、アイスの価格を巡って6社が同じ時期に価格を引き上げていた疑いがあるという

各社は2022年以降、原材料の高騰などを理由に価格を段階的に引き上げたが、実際には不当な値上げが行われていた疑いがあるという。各社は数年前からアイス商品の希望小売価格について、幹部らが値上げ前に集まったり、メールでやり取りした上で、値上げの幅や価格改定の時期などの情報交換をしていたとみられる。

明治やロッテなど6社が占めるシェアはアイス業界の6割に上るとみられていて、大規模な価格カルテルが行われていた可能性がある。
各社は全国のスーパーやコンビニエンスストアなどに自社のアイスを卸しているが、一般的には希望小売価格が上がれば小売店への卸価格も上がって、結果として店頭で販売される価格も上がる仕組み。
公取委はカルテルによって消費者は本来よりも高い価格での購入を強いられた可能性があるとみている。

今回の事案は物価高という名目を隠れみのに不当に価格が吊り上げられて消費者の過大な負担増につながった可能性があるもので、公取委は今後、詳細な調べを進めることにしている。

 

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スクロール→

明治HD. /百万円 業績推移

連結 

売上高

営業利益

営利率

純利益

2015/3.

1,161,152

51,543

4.4%

30,891

2016/3.

1,223,746

77,781

6.4%

62,580

2017/3.

1,242,480

88,395

7.1%

60,786

2018/3.

1,240,860

94,673

7.6%

61,278

2019/3.

1,254,380

98,383

7.8%

61,868

2020/3.

1,252,706

102,708

8.2%

67,313

2021/3.

1,191,765

106,061

8.9%

65,655

2022/3.

1,013,092

92,922

9.2%

87,497

2023/3.

1,062,157

75,433

7.1%

69,424

2024/3.

1,105,494

84,322

7.6%

50,675

2025/3.

1,154,074

84,702

7.3%

50,800

2026/3.

1,173,688

93,307

7.9%

35,076

 

明治HDのセグメント業績

事業の構成がここ10年で2回変更されており、ここではアイスとチョコが入った事業の推移を参考までに掲載、なお、セグメント数値は調整前の数値。

チョコは、主原料でこれまでチョコが高騰した原因のカカオの不作、しかし、今年は豊作で市場価格は先物価格が下がっており、非公開のロッテは不明なため、明治はチョコメーカーとして掲載した。


スクロール→

明治HD. /億円

うち菓子類

 

フードs/加工・アイス・チーズ・バター

カカオ/菓子チョコ・グミ

売上高

営業利益

営利率

売上高

営業利益

営利率

15/3.

1,945

35

1.8%

1,589

95

6.0%

16/3.

1,916

60

3.1%

1,604

127

7.9%

17/3.

1,840

74

4.0%

1,602

184

11.5%

18/3.

1,804

74

4.1%

1,579

197

12.5%

19/3.

1,765

82

4.6%

1,222

204

16.7%

20/3.

1,784

83

4.7%

1,212

190

15.7%

21/3.

746

36

4.8%

1,150

117

10.2%

22/3.

723

29

4.0%

1,179

126

10.7%

23/3.

579

32

5.5%

1,028

111

10.8%

24/3.

1,833

98

5.3%

1,555

155

10.0%

25/3.

1,951

80

4.1%

1,710

163

9.5%

26/3.

2,036

95

4.7%

1,868

152

8.1%

 

倍額暴騰のチョコレート価格

主材料のカカオの相場は下がっても販売価格を下げぬチョコレート価格


スクロール→

Cocoa先物価格推移

.Trading Economics.

 

国際価格

対ドル円

日本価格

備考

月末

$/ton

 

2016/12.

2,126

117.11

248,976

 

2017/12.

1,892

112.65

213,134

 

2018/12.

2,519

109.15

274,949

 

2019/12.

2,519

109.15

274,949

 

2020/12.

2,593

103.33

267,935

 

2021/12.

2,520

115.12

290,102

 

2022/3.

2,599

121.64

316,142

露制裁

2022/6.

2,265

136.20

308,493

 

2022/12.

2,600

132.14

343,564

 

2023/6.

3,324

144.85

481,481

 

2023/9.

3,418

148.77

508,496

 

2023/12.

4,196

141.40

593,314

 

2024/6.

7,520

160.93

1,210,194

 

2024/9.

7,055

142.38

1,004,491

 

2024/12.

11,564

157.89

1,825,840

 

2025/6.

8,101

144.13

1,167,597

 

2025/12.

5,871

155.98

915,759

 

26/1.

4,165

153.80

640,577

 

26/2.

2,888

156.09

450,788

産地コートジボアール好天候豊作

26/3.

3,300

159.63

526,779

26/4.

3,569

156.57

558,798

26/5.

3,923

159.26

624,777

2026/6/17.

4,269

160.59

685,559

 19/12

69.5%

47.1%

149.3%

新コロナ前

 22/6

88.5%

17.9%

122.2%

露制裁3

 24/12

-63.1%

1.7%

-62.5%

 

 25/12

-27.3%

3.0%

-25.1%

 

・国際価格は先物価格

 

・日本価格は国際価格に対ドル円を単純に掛けたもの


スクロール→

森永製菓 業績推移 連結 /百万円

ジャンボモナカ

2201

売上高

営業利益

営利率

当期利益

2016/3.

181,868

11,456

6.3%

8,092

2017/3.

199,479

17,612

8.8%

11,115

2018/3.

205,022

19,751

9.6%

10,289

2019/3.

205,368

20,217

9.8%

12,816

2020/3.

208,878

21,230

10.2%

10,824

2021/3.

168,240

19,176

11.4%

13,416

2022/3.

181,251

17,685

9.8%

27,773

2023/3.

194,373

15,235

7.8%

10,059

2024/3.

213,368

20,273

9.5%

15,154

2025/3.

228,957

21,266

9.3%

17,710

2026/3.

236,672

22,394

9.5%

17,765

 

 

[ 2026年6月18日 ]

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