スズキ軽4車種50万台リコール スペーシア、ハスラーなど対象 エンストのおそれ
スズキは7月9日、軽自動車「スペーシア」「ハスラー」など4車種、計50万459台のリコールを国土交通省に届け出た。エンジン部品に不具合があり、走行中に適切なエンジン制御ができなくなり、最悪の場合、エンストに至るおそれがあるという。
対象となるのは、スズキの「スペーシア」「ハスラー」と、スズキがOEM供給しているマツダの「フレアワゴン」「フレアクロスオーバー」。製作期間は2019年1月7日から2025年7月9日までで、計11型式、4車種に及ぶ。
国土交通省によると、不具合が確認されたのはエンジンの「クランクプーリボルト」。ボルトの締め付けや強度設定が不適切だったため、耐久性が不足しているものがあるという。ボルトが折損し、クランクシャフトの位相角度を検出する部品にずれやがたつきが生じた場合、エンジン制御が正常に行えなくなるおそれがある。
これまでに431件の不具合が報告されているが、事故は確認されていない。スズキは7月10日からリコールを開始し、対象車両についてクランクプーリボルトを対策品に交換する。プーリなどに損傷がある場合は、該当部品も新品に交換する。
対象車の所有者には、ダイレクトメールや電話などで通知するほか、各社のホームページにも情報を掲載する。国交省は、所有する車両がリコール対象に該当するかどうかについて、販売店やメーカーの検索画面で確認するよう呼びかけている。
スペーシアやハスラーはいずれも販売台数の多い軽自動車で、通勤や買い物、送迎など日常利用が多い車種だ。対象台数が50万台を超える大規模リコールだけに、該当車両の所有者は早めの確認が必要となる。





