アイコン 「船員不足」の裏で何が起きているのか、九州郵船に浮上した乗組員死亡とパワハラ疑惑


九州郵船

大事な案件があり、昨日(7月29日)、日帰りで壱岐に行ってきたが、飛行機は帰りの便が取れず、急遽、唐津~印通寺の8時30分発のフェリー『エメラルド からつ』に乗船した。
夏休み期間中にしては、ターミナルは閑散とし、乗船客もまばらだった。
離島航路は、単なる交通手段ではない。
壱岐、対馬で暮らす住民にとって、旅客船は通勤、通学、通院、物流、観光を支える「生活の生命線」である。

 

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だからこそ、その運航を担う会社には、安全管理はもちろん、乗組員が安心して働ける職場環境と、問題が発生した場合の誠実な情報開示が求められる。
ところが、博多―壱岐―対馬航路などを運航する九州郵船をめぐり、看過できない疑惑が浮上しているというのだ。
発電機の故障、船員不足、そして年末年始の増便中止
九州郵船は2025年10月29日、「フェリーちくし」の発電機不具合に伴う緊急ドック配船の延長と、船員不足による配船変更を公表した。
同社の説明によれば、同年8月18日に「フェリーちくし」の発電機に不具合が確認され、博多―壱岐―対馬航路及び印通寺―唐津航路では、緊急ドック配船による運航を余儀なくされたという。
さらに、慢性的な乗組員不足を理由に、それまで年末年始、お盆休みに実施してきた増便も見送るとしている。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋
船員不足、とりわけ機関士不足が全国的に深刻であることは事実だ。
少子高齢化、長時間勤務、船内生活の負担、通信環境、資格取得の難しさなど、海運業界が抱える構造的な問題は重い。
しかし、九州郵船の場合、本当にそれだけなのだろうか。
急遽、連載でレポートする。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2026年7月30日 ]
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