【リストラ】コーセーが希望退職80人募集 45歳以上対象、「特別ライフチャレンジ」実施
コーセーホールディングスは8月6日、連結子会社の(株)コーセーと、その子会社であるコーセー化粧品販売(株)で、希望退職施策「特別ライフチャレンジ」を実施すると発表した。募集人員は約80人。
対象となるのは、勤続5年以上で、満45歳から59歳までの管理職および一般職と、満60歳から64歳までの再雇用社員。募集期間は2026年9月1日から15日までで、退職日は2027年1月31日を予定している。
応募者には所定の退職金に加えて「割増加算金」を支給するほか、希望者は退職後最長1年間、再就職支援サービスを利用できる。
同社グループは、中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner ― Milestone2030」の実現に向け、健全な事業成長を見据えた構造転換を進めている。
今回の希望退職については、今後の成長分野への再投資を加速するため、費用構造や組織・人員体制の適正化、業務プロセスの抜本的改革を進める一環として実施するもの。従来の「ライフチャレンジ」に割増加算金を上乗せした特別措置としている。
同社が同日に発表した2026年12月期中間期の連結業績は、売上高が前年同期比2.7%増の1649億1500万円となった一方、営業利益は同41.5%減の66億1700万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同19.9%減の56億8200万円となった。国内売上高も同3.4%減の1011億9600万円と前年同期を下回っている。
一方、2026年12月期通期については、売上高3500億円、営業利益200億円とする従来予想を据え置いている。このため今回の希望退職は、赤字に伴う緊急的な人員整理というより、コスト構造や人員配置を見直し、将来の成長投資に振り向ける構造改革として位置付けられている。
「特別ライフチャレンジ」の実施に伴う割増加算金などは、2026年12月期に特別損失として計上する予定。現時点では応募人数や内訳が確定していないため、業績への影響については確定後に改めて公表するとしている。
出典:コーセーホールディングス「希望退職施策『特別ライフチャレンジ』の実施に関するお知らせ」





