【熊本】医療法人社団友志会など2社/破産手続開始決定 歯科診療所運営
熊本に拠点をおく、「医療法人社団友志会」など2社が破産手続開始決定を受けたことが判明した。
負債総額は2社合計で約10億円。。
以下、企業概要と破綻に至った経緯を表にまとめた。
【熊本】医療法人社団友志会など2社/破産手続開始決定
歯科診療所運営の医療法人と関連会社が破産、負債は2社合計で約10億円。「ハロースマイル歯科」はスポンサー支援により診療を継続している。
医療法人社団友志会と関連会社の(株)メディカルロングサービスは、令和8年(2026年)7月27日に熊本地裁へ自己破産を申請し、同年8月5日付で破産手続開始決定を受けた。負債は友志会が約8億円、メディカルロングサービスが約2億円で、2社合計約10億円。
概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業・法人名 | 医療法人社団友志会/株式会社メディカルロングサービス |
| 所在地 |
友志会:熊本市北区清水新地6-6-7 メディカルロングサービス:熊本市北区清水新地5-10-29 |
| 代表者 |
友志会:理事長 長茉利奈氏 メディカルロングサービス:代表 長智子氏 |
| 手続き | 破産手続開始決定 |
| 申請日 | 令和8年(2026年)7月27日 |
| 開始決定日 | 令和8年(2026年)8月5日 |
| 申請先・決定裁判所 | 熊本地方裁判所 |
| 負債総額 | 2社合計約10億円 |
| 負債内訳 |
友志会:債権者約80名に対し約8億円 メディカルロングサービス:債権者約20名に対し約2億円 |
| 事業内容 |
友志会:歯科・内科診療所の運営、訪問歯科診療、矯正歯科、小児歯科、インプラント、審美歯科、障がい者歯科診療など メディカルロングサービス:医療用品、医療用機械器具の卸売り |
| 沿革 | 友志会は1989年6月創業、1997年10月法人化。メディカルロングサービスは1996年11月に関連会社として設立された。 |
| 最盛期収入 | 友志会:2010年8月期 約5億8,400万円 |
| 破産管財人 | 西村好史弁護士(三浦・江越法律事務所) |
| 申請代理人 |
加々美博久弁護士(加々美法律事務所) 髙橋優弁護士(ゆたか法律事務所) |
| 財産状況報告集会 | 令和8年(2026年)10月28日午後2時 |
| スポンサー支援 | 東証スタンダード上場の(株)ストライダーズの関係会社 |
| 診療所の運営状況 | 「新地ハロー歯科診療所」は「ハロースマイル歯科」に名称を変更し、診療を継続 |
| 事業継続体制 | 診療所運営に必要な仕入れなどは、スポンサーが新設した(株)メディカルリジェネレーションを通じて行う方針 |
経緯・背景
友志会は、1989年の創業後、熊本市内で「新地ハロー歯科診療所」と「翼ハロー歯科・内科診療所」を運営し、老健施設などへの訪問診療にも事業を広げていた。2010年8月期には年収入高約5億8,400万円を計上し、2019年には富裕層やインバウンド需要を見込んだ再生医療施設「マイセルクリニック東京」を開設した。しかし、過去の不動産投資の失敗や設備投資に伴う借入負担が重く、債務超過に陥っていた。さらに、コロナ禍によるインバウンド需要の消失で収益計画が崩れ、2020年以降は金融機関から返済猶予を受けていた。社有不動産への差し押さえや社会保険料の滞納処分が発生するなど資金繰りがひっ迫するなか、2026年4月には前理事長が死去し、事業継続が困難となったことから、関連会社とともに今回の法的措置に至った。
「新地ハロー歯科診療所」は、スポンサー支援のもと「ハロースマイル歯科」として診療を継続している。運営に必要な医療用品などの仕入れは、新設された(株)メディカルリジェネレーションを通じて行い、地域医療を維持する方針。
※負債総額は現時点の概算で、今後変動する可能性があります。
※本文に記載のない数値・事項は補わず、確認できる範囲で整理しています。
※記事は2026年現在のものです。
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カテゴリ:倒産情報 |





