アイコン 【山形】(株)菊地保寿堂/自己破産申請へ 創業1604年の山形鋳物老舗


山形に拠点をおく、「(株)菊地保寿堂」が自己破産の申請したことが判明した。

 

負債総額は約3.8億円。

 以下、企業概要と破綻に至った経緯を表にまとめた。

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自己破産申請へ

【山形】(株)菊地保寿堂/自己破産申請の概要

江戸初期から420年以上にわたり山形鋳物を手がけてきた老舗で、負債は約3億8,000万円。

山形県山形市の鋳物製造業「(株)菊地保寿堂」は、2026年8月31日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。負債総額は約3億8,000万円とみられるが、今後変動する可能性がある。

概要

項目 内容
企業名 株式会社菊地保寿堂
所在地 山形県山形市
手続き 事業停止、自己破産申請準備
事業停止日 2026年8月31日
負債総額 約3億8,000万円(今後変動する可能性あり)
事業内容 鉄瓶、鉄製ティーポット、茶器、調理器具など山形鋳物製品の製造・販売
沿革 1604年(慶長9年)創業。山形城主・最上義光の御用鋳物師を起源とし、1948年に法人改組した山形鋳物の老舗。
主な受賞歴 1926年にアメリカ万国博覧会グランプリ、1958年に全国民工芸展最高賞などを受賞。
海外展開 欧州や中国など海外市場にも展開し、国際展示会への出展などを通じて販路を広げていた。
売上高 2014年3月期 約1億5,900万円
コロナ禍の売上高 2021年3月期 約7,600万円
直近売上高 2026年3月期 約1億1,400万円

経緯・背景

同社は、1604年創業の山形鋳物の老舗として鉄瓶や茶器類などを製造し、国内外で高い評価を得てきた。一方、棚卸資産の負担や累積赤字を背景に債務超過となるなど、かねて財務面に課題を抱え、借入金への依存度も高まっていた。さらに新型コロナ禍では海外向け販売が落ち込み、2021年3月期の売上高は約7,600万円まで減少した。

その後は輸出の回復などから業績が持ち直し、2026年3月期には売上高約1億1,400万円を計上して黒字を確保したものの、コロナ前の水準には届かず、過年度の欠損や債務負担の解消には至らなかった。海外市場を取り巻く不透明感も続くなか、資金繰りは逼迫し、今後の事業継続は困難と判断。事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。

※負債総額は現時点で約3億8,000万円とされており、今後の調査で変動する可能性があります。
※2026年9月現在、破産手続き開始決定ではなく、自己破産申請の準備段階です。

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