米中間選挙控え株価低迷 FRB10月会合で再利上げの可能性
米国の株価は51000ドル台で低迷している。
理由は、トランプ経済政策にあり、11月3日の中間選挙にもあり、インフレから中間選挙前の再利上げの可能性まで出てきている。
9月23日にS&pグローバルが発表したPMI(購買担当者景気指数)は、製造業もサービス業も好調そのもの、ただ、好調過ぎてインフレを加速させる可能性もある。総合PMIは58.4ポイントで6月から9月まで4ヶ月連続して上昇しており、9月は売上高、新規受注、雇用、在庫、価格の5部門全部で上昇している。
米国の政策金利決定会合のFOMCの次回開催は第7回が10月28日・29日に予定されている。
ガソリン価格は高止まりしており、軽油も灯油も高く、米国民は不満を蓄積させている。インフレ懸念が引き続き強ければ、金利の上昇もありうる。
トランプが仕掛けた関税戦争は牛肉価格を高騰させたり、イラン戦争で燃料価格の高騰が続き、世論調査ではトランプの経済政策に対して不満を持つ人の割合は55%に達している。トランプが唱えた米国第一主義の経済は空念仏に終わり、物価上昇政権となっている。
ただ、トランプが選挙直前のヒステリーから茹蛸になり、何をしで出すか分からない。議長のウォーシュFRB委員長は、リフレ派としてトランプが任命した人物であるが、トランプが起こしたイラン戦争による燃料価格の上昇などの後遺症によりインフレが発生しており、インフレを鎮静化させるため、ウォーシュ氏はトランプの金利引き上げ圧力に抗して、9月16日25BP引き上げ4.0%とした。
イラン戦争もまだ何をしでかすか分からない専制君主気取りのトランプ、すでに攻撃用対地ミサイルは底を突き始めており、トランプの条件で停戦・終戦しない限り、イランを消滅させるとトランプは豪語しており、水爆でもイランに撃ち込むのだろうか。
中間選挙では上下院で民主党が勝利する「民主党スウィープ」が現実化する動きにあり、選挙予想市場(ポリ・マーケット)では、下院での民主党勝利確率は91%、上院でも65%に達している。
トランプは2政権誕生時、幅広いモノとサービスを手ごろな価格で提供(アフォーダピリティ)を掲げていたが、就任早々に関税戦争を仕掛け破綻、今年に入るとイラン戦争をおっ初め、ガソリン等燃料を高騰させ、それも長期化させ、トランプは物価を上昇させ続けている。
ただ、トランプ党にはそれまでは民主党を支持していたビッグテックは、トランプから虐められ、今やトランプの信奉者に化けている。当然、巨額寄付も行い、ユダヤ系財閥系や全米ライフル協会、ティーパーティ、シェールオイル軍団などからも巨額を集めており、あの手この手で票の買収に乗り出していることから、トランプ党が圧勝する可能性も残る。
そんなこんなで、米国の株価は、9月のPMIの好調により、長期金利が上昇、中間選挙を11月3日に控えた10月のFOMCの定例会合での再利上げの可能性まで出ており、リーマンショック直前の2007年6月以来の長期金利の上昇(=10債国債の利回り率)となっている。
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株価に横たわるイランへのトランプ戦争 |
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NYダウ |
備考 |
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5/20. |
50,009 |
5万ドル突破 |
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8/5. |
54,349 |
過去最高値 |
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8/14. |
53,732 |
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8/31. |
53,185 |
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9/4. |
53,414 |
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9/10. |
52,604 |
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9/15. |
51,461 |
16日、利上げ |
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9/20. |
51,682 |
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9/24. |
51,227 |
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