アイコン 中国 ホルムアルデヒト白菜の次は、硫黄燻蒸「竹の子」浮上


中国広東省清遠市のタケノコ加工業者が、製品を硫黄で一晩、燻蒸(くんじょう)し、色を白くして長期間保存していた疑いが浮上し、物議を醸している。

燻蒸とは、密閉した空間にガス状の薬剤を充満させ、対象物の内部にまで浸透させて害虫やカビ、細菌などを駆除・殺菌する手法。

中国メディアによると、
中国のネットユーザーが9月18日に公開した動画には、清遠市のタケノコ加工所でタケノコを硫黄で燻蒸する様子が映っていた。
告発者は、タケノコを白くし、長期間保存するための作業だと主張。検体1件から二酸化硫黄が4860mg/kg検出されたと明らかにした。

清遠市の市場監督管理局は動画の内容を確認した結果、関連する事実が確認されたとして、公安・農業当局との合同調査に着手した。
違法に加工された原料や製品を押収・封印し、関係者への法的措置を進めるとともに、流通経路も追跡している。

 

スポンサーリンク

清遠市は中国国内でタケノコの主要産地として知られている。
当局は買い付けから加工、販売までの全工程を点検している。
現地メディアは、一部業者が費用や時間を減らすため、硫黄による燻蒸を利用したとみている。

二酸化硫黄は発がん性物質には分類されていないが、大量にさらされると呼吸器や消化器などを刺激する可能性がある。

竹の子を長期保存するためには、自然乾燥や塩漬けの場合、通常数日かかるが、硫黄で燻蒸すれば1日で処理できるという。

韓国では、野菜としての竹の子の輸入はしていないが、缶詰などの加工食品として中国産タケノコの一部が輸入されているため、従来の二酸化硫黄の精密検査に加え、一定期間、製造業者ごとに追加検査を実施することを決めた。

中国ではこれまでにも、
①8月26日、中国・河北省張家口市康保県の野菜作業所で、食品での使用が禁止されている発がん性物質のホルムアルデヒドを使って鮮度を維持した白菜の告発動画が公開され、警察が捜査に乗り出している。
②9月5日、甘粛省楡中県のある野菜作業場で撮影した映像で、日本では「山くらげ」と呼ばれている茎レタスの見栄えを良くするため、従業員らが「茎レタス」を緑色を帯びた食用色素の液体に浸してから取り出す様子が映っていた。食用色素を使用した「着色茎レタス」などが摘発された。食用色素は違反ではないが、生鮮品に称することは禁じられている。

中国では、相変わらず、食品の安全性を巡る問題が発生している。14億人の中国、食品不正が発見されるのは氷山の一角でしかない。

 

[ 2026年9月26日 ]

スポンサーリンク
  

 

 

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧