AIスターの広告時代到来、スター方桃子、広告料478万円/中国
LLMや生成AI の進化が著しい中国では、AIが生み出したバーチャル俳優が、ついにエンターテインメント業界で本格的な存在感を示し始めた。
中国の動画プラットフォームで配信されたAIドラマ『被裁掉的女孩(解雇された少女)』は大ヒットを記録し、主人公のAI俳優「方桃子」はSNS上でも人気を集めるなど、AI俳優が収益を生み出す新たなビジネスモデルとして注目されている。
同作品は、地方都市から大都市「上南城」に上京し、モデルになる夢を追う少女・方桃子の成長物語。何の後ろ盾もない彼女が、度重なる挫折や困難を乗り越えながらモデル業界で成功をつかむ姿を描いており、その華やかな世界観や人間関係から、「AI版『小時代(Tiny Times)』」とも呼ばれている。
しかし、最大の特徴は出演者がすべてAIによって生成されたバーチャルキャラクターであること。
全73分のドラマは、現在までに中国版TikTok「抖音(Douyin)」で関連動画の再生回数が2億2千万回を突破。
第2シーズンも配信が始まり、第1話だけで44件以上の「いいね」を獲得するなど、高い人気を維持している。
作品以上に話題となっているのが、AI俳優そのものの存在だ。主人公の方桃子と男性主人公・周以衡は、それぞれ抖音に個人アカウントを開設し、実在する俳優のように日常のVlogや撮影風景、食事、ランニングなどの動画を投稿。流行のダンスにも挑戦するなど積極的にファンとの交流を図っており、「AI俳優が実在の若手芸能人より人気」との話題がSNSのトレンド入りした。
これまでAI俳優は、表情が硬く個性に乏しい「AIらしい顔立ち」が敬遠されることも多かった。しかし方桃子は、ほくろや目のクマなど細かな肌の質感まで再現され、表情や雰囲気にも個性があることから、「初めて好きになったAIキャラクター」と支持する声が相次いでいる。劇中で着用するファッションやメイクを真似するファンも現れている。
このキャラクターには、制作者「菲菲飛」の実体験も色濃く反映されている。同氏は20歳から27歳までモデルとして活動し、地方から大都市へ出て夢を追い続けた経験を持つ。理想と現実の狭間で感じた葛藤や後悔を方桃子に投影したことで、単なるAIキャラクターではなく、感情移入できる存在として描かれている。
方桃子の公式アカウントは2026年6月に開設され、自身を「2026年4月1日に生まれたAI」「おひつじ座」と紹介。
ファンとの交流を重ねながら、
端午節やパリ・ファッションウィーク訪問、朝のランニングなどの日常を発信し続けている。
流行のダンス動画は22万件以上の「いいね」を集めるなど、高いエンゲージメントを記録した。
AI俳優の人気はビジネス面にも波及している。
中国メディアによると、方桃子は広告案件(商業タイアップ)の出演料が20万8,000元(約478万円/23円)に達しており、AI俳優が実際に収益を生み出す新たなタレントとして市場で評価され始めている。
AI技術の進化により、バーチャルキャラクターは単なる映像制作ツールから、ファンとの交流や広告活動まで担う「デジタルタレント」へと進化している。
中国では、AI俳優がエンターテインメント業界の新たな主役となる時代が本格的に幕を開けつつある。
使い方次第ではOPEN-AIやアンソロピックの最新生成AIでは、当該社が構築した制御されたシステムでのセキュリティチェックにおいて、制御されたシステム内の脆弱性をAI自ら(AIエージェント)が見付け、外部企業のシステムにかつてに侵入するという制御不能の状態を作り出した。
完全に制御する重要性は高まるばかりだが、それ相応の費用が掛かる。AIスターでも同じだ。
AIスターは、崩壊のリスクはない。
不道徳やロールオーバー、発言の横転など、制御不能なリスクがある。
また、ファン・ピーチ(ファンミーティング)は、AIのバーチャルユーザーとして、私生活を持たず、スキャンダルもなく、感情のコントロールも失わず、ブランド側もスポークスパーソンの突然の否定的な世論を心配する必要はない。
フルタイムの安定出力:仮想ユーザーは期間によって制限されず、休む必要もなく、複数のプロジェクトに同時に参加できる。
スクリプト、図形、レンズは無限に調整でき、通信コストが大幅に削減され、ブランドは完全に決定されたコンテンツ配信品質を得ることができる。
ブランドはイメージを完全にコントロールしている。
バーチャルな人物が誰を、何を、何を着るかを決め、その効果は安定しており、シーンやクロスプラットフォーム間で簡単に柔軟な再利用を実現している。
「コントロール」費用こそスターのコストであり、広告に使用すれば、
本来のAIドラマやファンミーティングから、広告のイメージを損なわないようにコントロールする必要があり、この対価として商品価値が生じている。
以上、中国経済新聞、新浪参照
日本では2011年に登場した初音ミク、ボーカロイド、バーチャルシンガーとして今や世界での講演も行っている。しかし、初音ミクが誕生して15年、残念ながら初音ミクを越えるバーチャルスターは誕生しておらず、AIもLLM・生成AIも日本では開発型ではなく応用型、大昔からの殻を脱皮できていない。中国ではLLM・生成AI 開発やAIロボットのようにすでに脱皮しているようだ。
↓AIスター方桃子
女性の制作者が作った長編AIドラマから誕生したスター
スキャンダルリスクがないAIスター






