【倒産企業続報・茨城】金属塗装の青木製作所が破産 負債約3.5億円、3月に事業停止
金属製品の塗装・表面処理を手掛けていた(株)青木製作所(茨城県筑西市)が、2026年10月9日、水戸地裁から破産手続開始決定を受けた。
同社は2026年3月10日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていた。負債総額は約3億5,000万円とされるが、これは3月時点で判明した金額であり、破産手続における確定額ではない。
1947年創業の老舗塗装業者で、自動車部品や電気部品、住宅・建築関連部材などの塗装加工を展開していた。
1947年創業、自動車・家電部品の塗装を展開
青木製作所は1947年に創業し、1970年に法人化した。創業当初は自転車フレームの再生塗装を手掛け、その後、家電製品や自動車関連部品などへ加工分野を広げた。
主力となったのは、カチオン電着塗装や静電塗装、粉体塗装などの金属表面処理。自動車部品、電気部品、建材をはじめ、さまざまな工業製品の塗装に対応していた。
2022年8月更新の製造業向け企業紹介には、年間売上高約5億円と記載されている。ただし、これは過去の掲載情報であり、事業停止直前の売上高は確認できていない。
3月に事業停止、10月に破産手続開始決定
近年は取引先からの受注が低迷し、売上が減少。材料・資材などのコスト上昇も重なり、採算が悪化していたとされる。
2026年3月10日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任。自己破産申請の準備を進めていた。
その後、同年10月9日に水戸地裁から破産手続開始決定を受け、破産管財人には藤本純弁護士が選任された。
債権届出期間は2026年12月8日まで。財産状況報告集会などは2027年3月23日午後4時に予定されている。事件番号は令和8年(フ)第183号。
JC-NETでは2026年3月12日に、同社の事業停止と自己破産申請準備について報じていた。今回、正式な破産手続開始決定が明らかになった。
関連記事:【茨城筑西】(株)青木製作所/自己破産へ 部品塗装 倒産要約版(2026年3月12日)
会社概要
| 法人名 | 株式会社青木製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県筑西市 |
| 法人番号 | 5050001031316 |
| 創業 | 1947年 |
| 設立 | 1970年 |
| 事業内容 | 金属製品塗装、カチオン電着塗装、静電塗装、粉体塗装など |
| 過去の年商 | 約5億円(2022年更新の企業情報掲載値) |
| 事業停止 | 2026年3月10日までに |
| 負債総額 | 約3億5,000万円(2026年3月時点の報道値) |
| 法的手続 | 2026年10月9日、水戸地裁で破産手続開始決定 |
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