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アイコン 【大分】業務システム開発のCSSが破産申請へ 負債約1.4億円、タクシー・運送業者向けなどに展開


大分県大分市のソフトウェア開発会社「CSS(株)」(法人番号:8320001005041)は、2026年10月19日に弁護士へ事後処理を一任し、破産申請の準備に入った。負債総額は約1億4,000万円の見込み。

同社はタクシー会社、運送業者、自動車解体業者、ダスキン加盟店などの業務に特化した情報管理システムを開発。大分県や熊本県を中心に事業を展開し、最盛期には年間約2億5,000万円の売上高を計上していた。

2026年3月の求人情報では、全国に約800社のユーザーを持つと紹介していたが、近年は新規顧客の開拓が進まず、業績低迷や資金繰りの悪化から事業継続を断念した。

 

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1974年設立のソフトウェア会社から事業を承継

CSSは2008年2月に設立。1974年3月に設立された「(株)コンピュータ・システム・サービス」の事業を承継し、ソフトウェア開発や業務システムの販売、保守サービスなどを引き継いだ。

前身会社の事業を含めると、地域の企業向けに長年にわたってコンピューターシステムを提供してきた経歴を持つ。

CSSは業務用ソフトウェアの開発・販売に加え、パッケージソフトウェアやパソコンなどのOA機器販売、導入後のメンテナンス、修理、定期点検などを手掛けていた。

2026年3月時点の求人情報では、資本金2,500万円、従業員15人と記載されていた。ソフトウェアの開発だけでなく、IT機器の納入・設置やネットワークLAN工事、機器修理などにも対応していた。

タクシー・ダスキン加盟店・運送業者向けシステムを展開

同社の特徴は、特定業種の業務に対応した情報管理システムを提供していたことにある。

タクシー事業者向けの業務管理システムをはじめ、ダスキン加盟店向けの情報管理、自動車解体業者向けの管理システム、運送業者向けの業務システムなどを開発・提供していた。

こうした業種では、顧客情報や車両、取引、請求など、日常業務に関する情報を継続的に管理する必要がある。CSSは業種別の業務に対応したソフトウェアを中心に、機器の設置から保守まで手掛けることで顧客基盤を築いていた。

2026年3月に公開された求人情報では、前身会社からの事業承継を紹介するとともに、全国で約800社のユーザーを持つと説明していた。ただし、この数字は当時の会社側の紹介であり、経営破綻時点での契約社数やシステムの稼働状況を示すものではない。

新規顧客の開拓が進まず業績低迷 負債約1.4億円

業績面では、一時は年間約2億5,000万円の売上高を計上していたものの、近年は新規顧客の獲得が進まず、売上の伸び悩みが続いていた。

経営状況の改善が進まないなか、資金繰りも厳しさを増し、事業を継続する見通しが立たなくなったことから、2026年10月19日に弁護士へ事後処理を一任。破産申請の準備に入った。

負債総額は約1億4,000万円とみられている。

同社は2026年3月の時点で、大分本社におけるパソコンなどのメンテナンス担当者を募集していた。募集内容には法人向けOA機器の納入設置、LAN工事、修理、定期点検などが記載されており、経営破綻が明らかになる約7カ月前には技術・保守部門の人員募集を行っていたことになる。

なお、破産申請の正式な提出日や破産手続き開始決定は確認されていない。

また、同社が提供していたシステムの今後の保守対応、顧客データの移行、事業譲渡や他社によるサービス承継などについても、現時点で確認できる情報はない。

会社概要

法人名 CSS株式会社
所在地 大分県大分市
設立 2008年2月
前身会社 株式会社コンピュータ・システム・サービス(1974年3月設立)
主な事業 業務用ソフトウェア開発、パッケージソフトウェア・OA機器販売、保守・点検
主な顧客業種 タクシー、運送、自動車解体、ダスキン加盟店など
資本金 2,500万円(2026年3月求人情報)
従業員数 15人(2026年3月求人情報)
過去の年商 約2億5,000万円(最盛期)
負債総額 約1億4,000万円(見込み)
法的整理の状況 2026年10月19日、弁護士に事後処理一任・破産申請準備
法人番号 8320001005041

 

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