閉店・閉鎖情報

アイコン 【大阪】吉野家系「中華そば なんば楼」が閉店 開業1年4カ月余り、難波の新業態が営業終了


大阪市浪速区のラーメン店「中華そば なんば楼」が、2026年10月に閉店した。関西のラーメン専門情報サイトでは、10月23日をもって営業を終了したと記録されている。

同店は2025年6月1日に開業。営業期間は1年4カ月余りだった。吉野家の公式採用サイトにも店舗名が掲載されていた、吉野家グループと関係するラーメン業態の一つで、南海なんば駅に近い場所で営業していた。

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「わだ」系ラーメン店の跡地に開業

「なんば楼」が開業したのは、以前「大阪スタ味噌ラーメン わだ 南海難波店」が営業していた場所。吉野家ホールディングスと傘下のせたが屋は、2024年1月の共同発表で、大阪の「わだ商店 南海難波本店」を同ブランドの既存店舗として紹介していた。

その後、2025年6月に「中華そば なんば楼」が開業。豚骨のうまみを生かした澄んだスープの「豚骨清湯ラーメン」を中心に、背脂醤油ラーメンや煮干白湯ラーメンなどを提供していた。開業当時の豚骨清湯ラーメンは1杯1,000円だった。

同じ難波エリアでラーメン業態の変更が行われた後、新たな店名での営業も1年半に満たず終了したことになる。

吉野家グループはラーメン事業を成長分野に位置付け

吉野家ホールディングスは、牛丼の「吉野家」、うどんの「はなまる」に続く事業の柱として、ラーメン分野の拡大を進めてきた。

同社の2025年統合報告書によると、2016年に「せたが屋」を子会社化し、2019年には「ウィズリンク」を傘下に収めた。2024年にはラーメン向け商材を手掛ける宝産業の株式を取得するなど、店舗運営だけでなく商品供給面でも事業基盤を広げている。

同報告書では、ラーメン事業をグループの第3の主要セグメントへ成長させる方針を掲げている。今回の「なんば楼」の閉店は個別店舗の営業終了であり、グループ全体のラーメン事業撤退を示すものではない。

閉店理由や跡地利用は未確認

「中華そば なんば楼」の閉店理由について、店舗側や関係企業による公式説明は確認できていない。売上不振や競争激化などを閉店原因と判断できる資料もなく、跡地の利用計画や同ブランドの再出店予定も明らかになっていない。

吉野家の公式採用サイトには同店の求人ページが残っているが、過去の求人情報が閲覧できることは営業継続を意味しない。今後は、同じ場所で新たな店舗が開業するかが注目される。

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