【静岡】沼津駅前「NUMAZU JAMS」を国交相が認定 旧西武百貨店跡地に2階建て店舗
国土交通省は10月15日、静岡県沼津市の「(仮称)フィル・パーク沼津駅前プロジェクト」を優良な民間都市再生整備事業計画として認定した。沼津駅南口の旧西武百貨店跡地で進められている開発事業で、新たな施設は「NUMAZU JAMS(ヌマヅジャムズ)」と名付けられている。
今回の認定により、事業者は民間都市開発推進機構による金融支援を受けることができる。事業では飲食・物販店舗などを整備し、沼津市が進める駅前の公共空間整備と一体となったにぎわい拠点の形成を目指す。
地上2階・延床約506平方メートルの店舗施設
国交省が認定した民間事業計画の区域面積は610.14平方メートル。建物は鉄骨造地上2階建てで、延床面積は505.61平方メートル、建築面積は323.52平方メートルとなる。
飲食店や物販店舗などを配置し、建物と広場が連続する開放的な空間を整備する。国交省の認定事業には63.37平方メートルの広場も含まれる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業名 | (仮称)フィル・パーク沼津駅前プロジェクト |
| 施設名称 | NUMAZU JAMS |
| 所在地 | 静岡県沼津市 |
| 認定事業区域面積 | 610.14㎡ |
| 建物構造・階数 | 鉄骨造・地上2階建て |
| 延床面積 | 505.61㎡ |
| 用途 | 飲食店・物販店舗 |
| 事業施行期間の終了予定 | 2026年10月21日 |
なお、沼津市が公表している事業用地全体の面積は831.42平方メートルで、国交省の認定事業区域面積とは対象範囲が異なる。
フィル・カンパニーなど4社が事業に参加
この事業は沼津市、UR都市機構、民間事業パートナーの3者による官民連携プロジェクト。UR都市機構が保有する旧西武百貨店跡地を活用するもので、2025年6月25日にまちづくり推進に関する事業パートナー協定が締結されている。
民間の事業パートナーは、フィル・カンパニーを代表企業とし、フィル・コンストラクション、ブルースタジオ、加和太建設の4社で構成される。
施設のうち飲食・物販などの店舗部分は民間事業者が主体となって整備し、誰でも利用できるトイレやまちづくり活動の拠点となる地域貢献施設、広場部分は沼津市が整備する。
沼津駅南口の公共空間再編と連携
沼津駅南口では、鉄道高架化などを含む駅周辺総合整備事業に合わせ、歩行者が利用しやすい駅前空間への再編が進められている。
「NUMAZU JAMS」は、その一環として駅前の店舗と広場を組み合わせ、買い物や飲食だけでなく、滞在や交流にも利用できる場所として整備される。
国交省の認定事業に示された施行期間は2026年10月21日までとなっているが、これは店舗の営業開始日を意味するものではない。施設の正式な開業日や入居店舗の詳細は、今回確認できた資料では確定していない。





