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アイコン 【埼玉】給湯器・ファンヒーター部品の湯本製作所が破産申請準備 主力取引先の受注急減、負債1.52億円


埼玉県さいたま市岩槻区の金属プレス加工会社、(株)湯本製作所が、2026年10月1日に事業を停止し、弁護士に事後処理を一任して自己破産申請の準備に入った。負債総額は約1億5,200万円(2026年5月末時点)。

同社は給湯器やファンヒーター向けの燃焼機器部品、建築資材などを製造していた。2020年5月期には年売上高約2億2,600万円を計上していたが、原材料価格の上昇や受注環境の悪化などで採算が低迷。主力取引先からの受注急減が資金繰りを圧迫し、事業継続を断念した。

 

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創業42年、金型製作からプレス・溶接まで一貫対応

湯本製作所は1984年9月に創業し、1985年6月に法人化。1997年5月に株式会社へ組織変更した。当初はプレス用金型の製作を中心としていたが、その後は金属プレス加工へ事業領域を拡大し、燃焼機器向け部品や各種建材などを製造してきた。

さいたま市岩槻区に本社工場と第2工場を構え、金型設計から板金、切削、プレス加工、溶接、組立まで対応。公式サイトで公表していた設備一覧には、15~200トンのクロスシャフトプレス17台のほか、NCターレットパンチプレス、油圧プレス、各種溶接機などが掲載されていた。

金属部品の製造工程を幅広く手がけ、複数の加工を組み合わせた製品にも対応していた。2024年7月時点の公式会社概要には従業員16人と記載されている。

受注先の固定化と採算悪化が経営の重荷に

経営面では、原材料価格の上昇が続く一方、製品の受注単価は抑制傾向にあり、利益率の改善が進まなかったとされる。受注先が限られていたことから、主要取引先の生産計画によって仕事量が変動するなど、経営の安定性にも課題を抱えていた。

近年は人手不足も加わり、金融機関から借入金の返済条件緩和を受けながら事業を維持していたが、主力取引先からの受注が急減。資金繰りの立て直しが困難となり、10月1日に事業を停止した。

同社の公式サイトにも10月2日付で「廃業のお知らせ」が掲出されている。なお、自己破産申請の実施日や裁判所による破産手続開始決定は、現時点では確認できていない。

湯本製作所の会社概要

法人名 株式会社湯本製作所
所在地 埼玉県さいたま市岩槻区
創業 1984年9月
法人化 1985年6月
資本金 1,000万円
主な事業 金属プレス加工、金型設計・製作、板金、切削、溶接、組立
売上高 約2億2,600万円(2020年5月期)
事業停止 2026年10月1日
手続き状況 自己破産申請準備
負債総額 約1億5,200万円(2026年5月末時点)
法人番号 1030001018285

 

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