アイコン 放射性ヨウ素拡散図公開/日本原子力研究開発機構

2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の水素大爆発事故で放出された放射性物質のうち、甲状腺がんを引き起こすおそれがある放射性ヨウ素が広がった範囲について、日米の研究機関が解析し、その分布図を公開した。
分布図は、日本原子力研究開発機構がアメリカのエネルギー省と共同で、2011年4月に航空機から測定されたデータを基に、事故で拡散し地表に付着した放射性物質のヨウ素131を分析して作成している。
分布図では、原発の周辺や北西の方向に向かって放射性ヨウ素が拡散していて、これまでに判明している放射性セシウムと同じ傾向が見られる。

一方で、放射性セシウムとは異なり、原発の南側のエリアでも放射性ヨウ素の拡散が確認できる。
原発事故で放出された放射性物質のうち、放射性ヨウ素は半減期が8日と短く、これまで拡散の範囲や量などは詳しく分かっていなかった。
放射性ヨウ素を巡っては、甲状腺がんを引き起こすおそれがあるとして、福島県は、当時18歳以下だったすべての子どもを対象に検査を行っている。

 ほとぼりが冷めたとして、国の機関である日本原子力研究開発機構が発表したものと思われる。意識的に遅く、今になって発表したものと思われる。国は完全に国民の原発意識を葬り去り勝利しているが、福島の人たちは以前と変わらず流浪の民と化かしている。

―米国DOEが事故後初期に測定した結果を日米共同研究により解析―
新たに開発した航空機モニタリング解析手法を用いて、福島第一原子力発電所事故により放出されたヨウ素131の地表面沈着量を導出している。

注意、放射性ヨウ素の半減期は8日間であり、大爆発からでも調査した2011年4月2, 3日はすでに半減の半減となっている。また、爆発当初、風は南へ吹き、その後2日間で北北東の風に変わっていっていた(静岡県の茶畑は爆発当初の風にやられたものである)。

 2011年4月2, 3日のヨウ素131の測定結果
2011年4月2, 3日のヨウ素131の測定結果

 

[ 2013年6月27日 ]
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