アイコン 北朝鮮25日「85周年建軍節」緊張高まる

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北朝鮮の朴永植人民武力相は24日、朝鮮人民軍創建85周年を祝う中央報告大会で、「米帝(米国)と追従勢力を無慈悲に打ち負かす超精密化、知能化された打撃手段」がすでに「実戦配備」されたと主張した。
また、「アジア太平洋地域の米帝侵略軍の基地と米国本土を照準に収めた核攻撃手段は現在も常に発射待機の状態にある」と威嚇した。
朝鮮中央テレビが同日、こうした内容の中央報告大会を録画放送した。

中国軍が北朝鮮国境沿いに10万人の兵を待機させたニュースも伝わっている。
また、中国政府は米軍が北朝鮮の核開発施設を攻撃しても黙認する姿勢だとされ、さらに、米韓軍が国境線を越え進撃しない限り、北朝鮮への攻撃を容認しているとも報道されている。

4月15日の105周年太陽節では16日早朝、緊張関係が最大値になるなか行われたミサイル発射実験、失敗したが、失敗したのか失敗させたのか疑問も残っている。
25日は85周年建軍節、金正恩も独裁者として、何かせずには軍や国民に示しが付かないとして、何をしでかすかわからず、再び緊張値は最大化されている。

ただ、米空母カール・ビンソンは西太平洋上にあり、日本の海上自衛隊と訓練しており、早くても29日前後にしか朝鮮半島近くの日本海へは入らない。

米政府は現在のところ、北朝鮮を中国政府に任せている。しかし、中国政府は習・金就任来、首脳同士音信不通であり、中国政府も米政府に任せられても、やりたい放題の金正恩に対して、経済制裁くらいしかできないのが実態となっている。
金正恩も25日・26日をやり過ごせば、次のイベントまで日もあり、緊張関係は幾分ほぐれるものと見られる。
ただ、金正恩は叔父や妻が在籍していた楽団員たちを機銃掃射で虐殺、異母兄を暗殺するという狂気な独裁者であり、あらゆることが考えられる。
もしも、今回核実験を行えば、今後いつでも、米軍が直接北朝鮮の核施設攻撃に出る可能性が非常に高くなる。
その時に、平壌の政権中枢施設を攻撃するかどうかは微妙。攻撃すれば、即全面戦争となり、国境から40キロしか離れていないソウルは火の海となる。

中国政府は濃い脈であった北朝鮮の張成沢が2013年12月、金正恩から虐殺されて以来、北朝鮮人脈を失くしているところに一番の問題がある。習のお友達外交の限界をさらしている。最近では、北朝鮮の核開発やミサイル開発は、米朝問題であると開き直るほど北朝鮮政府と疎遠になっていることを知らしめていた。

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[ 2017年4月25日 ]

 

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