通常、同海峡を通過する外国軍艦は、領海に入らないよう針路を変えながら中央の公海部分を進むが、中国の情報収集艦は近道する形で直進して領海を抜けて行ったという。
以上、報道、

津軽海峡の日本海側の津軽半島の付け根部分には、ＴＨＡＡＤやＳＭ３、ＰＡＣ３などの迎撃ミサイルや攻撃ミサイルをコントロールする米軍のＸバンドの軍事レーダー施設「車力分屯基地」がある。Ｘバンドレーダーは約２0００キロ圏内（日本配置分）のミサイル等の動きを監視することができる。

「車力分屯基地」は、青森県つがる市富萢町屏風山1に所在し、第21高射隊等が配置されている航空自衛隊三沢基地の分屯基地、基地内には、在日米軍がマイクロ波を使用したミサイル防衛用早期警戒レーダーのＸバンド（＝AN/TPY-２）レーダーを配備し、京都の在日米軍管理の経ヶ岬通信所と共に朝鮮半島全域を監視している。

「経ヶ岬通信所」は、京都府京丹後市袖志（経ヶ岬）にある在日米軍の通信所。航空自衛隊経ヶ岬分屯基地に隣接し、「Xバンド（＝AN/TPY-２）レーダー」が配備されている。

中国の情報収集艦はまさか大間のマグロを狙って来たのではあるまい。今は津軽海峡にマグロはいない季節だぁ。

＜トランプ政権、「航行の自由作戦」をなんと西沙諸島で敢行＞
米トランプにとって、習との会談の成果がザルだったことが判明（石炭輸入停止、鉄鉱石４．４倍輸入）し、中国金融機関の制裁や再び南シナ海の国際法無視の違法な中国による南沙諸島（スプラトリー諸島）埋め立て軍事要塞基地に対して、７月２日、米軍は「航行の自由作戦」を敢行した。今回は南シナ海でも西沙諸島（ベトナム東岸約240ｋ、以前はベトナムが領有、ベトナム戦争中に強奪）で行った意義は大きい。

中国外務省の陸慷報道官は２日、「米海軍のミサイル駆逐艦が、中国が実効支配する南シナ海・西沙（英語名パラセル）諸島周辺で「航行の自由作戦」を実施したことを受け、深刻な政治的・軍事的挑発行為だ」と反発する談話を発表した。

陸報道官は、「米駆逐艦が中国の領海に入り込んだ。中国側は直ちに軍艦と戦闘機を派遣し、警告した」と主張。米軍の行動が「中国の法律と国際法に違反し、中国の主権を深刻に侵犯しており、海域の平和・安全・秩序を破壊した」と訴えた。